“D”〜永遠と言う名の神話〜 千秋楽
10/12  博品館劇場


後半になってからの
自分の、お芝居への入り込み方がすごかったので(笑)
正直まだまだ終わって欲しくなかったステージでした。
まだこれからいろいろ見たかったのに。

終わっちゃったぁ。


演じている側のカンパニーにももちろん
毎日のように新しい発見があったり新しい感情が生まれたり
きっとそういうのがあるんだろうと思いますが
見ている側として、こんなに自分に大きく変化があったのは初めてかも。

だんだん盛り上がる、ってのは良くあるけどね(笑)
今、自分の初日・二日目の感想を思い返すと
「こんなこと感じてたのか〜」ってビックリするくらいだ。

だから、お芝居って好きだなぁ。



さて、千秋楽でした。



昨日まで、
読んだようでいて実はナナメ読みしかしていなかった
パンフを読んだんですよ。 今日見る前にね。

オギー先生の創りたかったもの。描きたかったもの。


   「役者」 「若者」 「青春」 「苦悩」 そして 「永遠」
   幾つものキーワードの波間を漂いながら 「彼」が浮かび上がってくる。


初日に最初に感じたのは、私もそういうところだったのね。
でも、回数を重ねるにつれて
「浮かび上がってくるもの」 を通り越して、
そういうキーワードをピースとしたパズルがどんどんできあがって行っちゃって
どうしてそのピースの中に 「愛」 がなかったのか 「幸せ」 がなかったのか
「やすらぎ」 は? 「温かい家族」 は? 「友情」 は?
そういう方向に行っちゃって (←たぶん間違った方向ですw)


もう、単なる私の妄想大暴走としか言いようがありませんがな。


でも、そのおかげで
思う存分 「D」 の世界に浸れて
ジェイミーを愛して、
キャルの、ジムの、ジェットの感情にシンクロして
本当にせつなくて何よりも本当にすっごく楽しかった。

私ってお得な性格だな〜、と思いますが
ま、傍から見ればただのヘンなヤツですね。


だから見るたびに泣けるポイントが全然違って。
今日は 「僕の彼女はイタリア人」 のところで決壊 (←早いわっ)
だって、あんなに素直に愛をぶつけてるのに
その彼女は 「あなたが怖い」 とか 「演じてるのね」 とか言うし〜〜


とか。


まあ、ぶっちゃけ今日は千秋楽と言うことで
どのセリフもなんだか意味が二重に聞こえちゃうのもしょうがなくて。
撮影が終わってしまうとこの場所ともお別れ、って言われたりするとね。
寂しくなちゃうのはしょうがないさ。


ダンスも最後の最後まで本当に力いっぱいでした。
幸せだった。


最後のカーテンコールでは
座長(笑)のご挨拶が。

大先輩を差し置いて、と言いながら
隣の戸井さんや峰さんを振り返ってしゃべっていたら
「前向いてしゃべりなさい」って(笑)

9月に始まったリハーサルからおよそ一ヵ月半を過ごしたこのカンパニーが
とても素晴らしいものであったこと。
コメディーになってしまうのでは?と心配になるほど
楽しく和気藹々とした稽古だったこと。
今自分がこの場に立たせてもらっていることに
スタッフ・キャスト・お客様に心より感謝していること。

などなど、なかなかカミカミな感じで(笑)
本人いわく「(ジミーとして)たくさんしゃべったのでもう口が回らない」そうですが。



そうだね。
もうすっかりそんなこたぁ忘れてたけど
D☆Dじゃない主演ミュージカルって初めてだもんね。


10周年記念公演、そして千秋楽、おめでとうございました。
そしてありがとう。
カンパニーの皆さんと、私の周りにいてくれた人たちに。


さあ。
タンゴの稽古が待ってるんだよね。
回遊魚だもんね、きみたちは。

ほどほどに無理しつつ、頑張れ。






【2008/10/12 23:56】 | 観劇日記08 | コメント(2) |
“D”〜永遠と言う名の神話〜 マチソワ
10/11昼・夜 (4回目&5回目)  博品館劇場


終盤になっちゃいました。
「後半になって芝居もそれぞれ変わったなぁ〜」って思ってから3日。
なんかもう全然違うじゃんっ!!!!

今までは結構長いと思っていたのに
今日は「えっ?終わり?」って思うくらいあっという間だった。

しかも今日はもうマチネから
ハマっちゃって、入っちゃって、泣けてしょうがなくて(笑)
ジェイミーが可愛くてせつなくて、なんかずっとうるうる。


ま、それは一旦置いといて。







もう終盤なんで今さらなんだけど(笑)
今まで書いてなかったから、出演者さんたちについてちょっと。





舞風りらちゃん。
一番最初にキャストが発表になったときには
義くんとのコンビがどうなるのかちょっと不安だったんだけど
結果的には私はすごく満足できる相手役さんでした。

ピア・アンジェリよりもやっぱりジュリー・ハリスがよかったな〜
彼女のあのジュリーがいたから、あのジミーがいたと思うし。
ダンスも楽しそうで。
ドライブの場面とか。

ダンサーさんとしても、やっぱり実力あるし、雰囲気もいいし。
歌も歌えるし。


たぶん、タカラヅカっぽさはこれからもなくならないと思うのね(笑)
だから、作品によってはやっぱり役柄が限られるかも知れないんだけど
まあ実力派ですから、またいつか何かで。





男の子3人。(←ひとまとめかい!)
いやいや。 それぞれ個性的だったな、って。



原くんは、シブイ役どころで、きっとそれなりに大変だったと思います。
出番的にわりと少なかったので、なかなか表現しづらかったのではないかと。

でも、ちゃんと義くんを相手にして先輩に見えるんだよね。
マーロン・ブランド。 ちょっと今風な感じだったけど(笑)
偉大なるトラブルメーカーの迫力は頑張ってた。

って言うか、ゴメン。 ホントゴメン。
今まであんまり目に入っていなかったみたい(笑)
今日、あらためて(初めて)
「あ〜こんな衣装だったんだ」とか思った私です。失礼つかまつった。


ダンスはね、私がインターバル置いて後半に見たときに
あれっ?て感じで大胆に、そしてしなやかになってた。
もともといつも一緒に踊ってるリーダーとだから
もっと出しても大丈夫なんだ、って思ったのかもしれないな。

まあ、ダンサーチームがお互いのバランス見ながら
徐々にレベルアップしたって言うことかもしれないけど。




佐野くんは、初日に結構厳しいこと言っちゃったんだけど(ゴメンネ)
結局は使われ方の問題だったのかなぁ。
佐野くんらしさが、もしかするとあんまり出せなかったのでは?
(と言うより、出す場所がなかったのでは?)

歌があるわけじゃない、ダンスがあるわけじゃない、
芝居で誰かと会話するわけじゃない、
なのに舞台にはいなきゃいけない。

・・・て。 そりゃ難しかろう。
あれだけの長さで、あれだけ間も多い芝居だもの。
集中力はたぶんセリフをしゃべってる人以上に必要かも。

もちろん、
「それでも存在感が出せる」ってのが理想だとは思うけど。
これも今日あらためて気がついたんだけど、細かい芝居してるんだよね。
佐野くんファンの方たちは、どんな風に見ていたのかな。




良知くんは、今回かなり大きな役として
ちょうどジミーの対極に置かれる立場で。

上手くなったな〜、って思いました。
イヤ、もともと彼の舞台はそんなにたくさん見ていませんので
あくまで今回の印象なんですが。
思い切りがいい、って感じだった。 芝居もダンスも歌も。
どれも確かにまだまだではあるんだろうけど、
その体当たり的な感じが舞台と、役柄とマッチしたと思う。

目が印象的な役者さんだから、また色んな役にめぐり合って欲しいかな。

あと、踊るならもう少し絞ってもいいんじゃないかと思う。 
少しと言うか結構たくさん(笑)
まだ若いんだし、細いくらいでもいいよ。 腰周り意外とあるよね?
これからに期待を込めて、あえて辛く言ってみます。





朝澄けいさん。
この一連のオギーオリジナルには、戸井さんと一緒にずっと出てるのよね。

オギーが彼女を使いたい理由はなんとなくわかる。
ものすごい透明感とニュアンスを表現できる人だし。
男役の頃は妖精みたいだったし。

だけど今回、ナタリー・ウッドはちょっとばかし無理があったなぁ〜
ダンス場面はいいんだけどね。
私は彼女、好きだけどね。

やっぱりナタリー・ウッドには大き過ぎるし、声もね。
「ライトをつけて!」のシーンは印象的だし、カッコよくて良かったけど、
やっぱりセリフになるとその声が損してる。
お芝居で持っていけるほどでもないんだなぁ・・・ 残念。

しかもなぜか一人だけ激しくヅカメイク(笑)
屈折した少女の役には見えなくて。





峰さを理さん。
いや〜峰ちゃん、懐かしかったな〜
私が一番見てたのは、まだ新人公演に出てる頃だったな〜 (←ゴメン古くてw)

実は初日見たときにはどうしようかと思いました(笑)
ダメぢゃん。歌えてないぢゃん。どうすんのよ。
セリフの声も、ポジションが定まってなくて、どのトーンが使いたいんだか?だったし。

唯一ホッとしたのはショールかけて傘持ったママの場面。
低音だから(笑)

それがさ〜
二日目にはすっかり落ち着いて。
そんで後半見に行ったら、ホントに素晴らしいおばちゃんの演じ分けになってて。
最初にジミーを見出したマネージャーも
その後映画に売り込んだエージェントも
ハイスクールの先生も。 (もちろんママもね)

すごい存在感じゃん。
あれじゃ〜膝で甘えちゃうってば。
(その場面が大好きだよ〜)

ずっと、日舞のお仕事を中心にされていて、
最近はあんまりミュージカルって出ていなかったと思いますが
タッパもあるしキレイだし、迫力もあるし、そしてあの先生の慈愛とか出せるし。
芝居が引き締まると思いますので、またいつかどこかでぜひ。



おじさんズ (←失礼です)
いいな〜大好きだ二人とも。

平澤さんは、正直何やっても平澤さんだ。
オーベロン店長とどこが違うのかと言われても、たぶん違わないさ。
でも、いいの。 平澤さんだから。

今回はジミーに「仕掛ける人」で「追い詰める人」で、なかなか美味しいセリフが多かった。
後半になるにつれて、追い詰め方がどんどん激しくなって行って、
なんともたまらんものがありました(笑)
だってそこ重要なんだもん!

しょっぱなの歌だけは毎回椅子からズリ落ちそうだったけど(スイマセン)
まあ、あれはホントに音が難しかったからね。
今日はずいぶん良くなってて(←なぜか上から目線)
やっぱりいいなぁ〜。 好きです。

結構ダンスというか、ステップ踏んだりしててカッコよかった・・・
だろうと思う・・・

いえ、見てないんです、ほとんど。(^^;
だって一緒に出てるんだもん。
スイマセン、踊ってる人の後ろで止まってる人を見てますが。
声は聞いてるけど、目は一点集中だから、見えてませんでした。ホントスイマセン。



そして戸井さん〜
歌大好きだ〜

前はもっと華奢な人だと思ってたけど、
やっぱりこういう座組みになるとおじさんの貫禄あるなぁ。
しかも役柄的にも、実にさまざまなおじさんを演じ分けてて。

「ジャ〜イア〜ンツ」の歌はホレボレしますね。
もっともっと聴いていたいくらい。

衣装はキャルパパの時のが好きだけど
でもジョージ・スティーブンス監督になった時の
「愛」を激しく語るところのお芝居が好き。


いいカンパニーだったな。
みんな大好きでした。
明日で終わりなのが本当に名残惜しいです。

そしてソワレでは拍手鳴り止まなくて
カテコ追加。 さらにスタンディングオベーション♪
すごい盛り上がりになりましたね。

きっとみんなが名残惜しいと思ったんだろうな。
義くんの笑顔に、駄目押しのうるうるです(笑)




長くなっちゃったけど、以下、今日の感想をちょこっと。


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【2008/10/12 00:22】 | 観劇日記08 | コメント(0) |
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