ソルジャー
5/31昼  東京ハートブレイカーズ  シアターグリーン
西川浩幸 萩野 崇 高塩 誠 首藤健祐   石川よしひろ 池田 聡


ハートブレイカーズに初参戦でした。
いや〜超満員。
階段座布団席までいっぱい。


すごく面白かったんですけど、今日は先に文句!


パンフが〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ちょっと!パンフひどくないですか?


役名がどこにも書いてませんてば!


これ、芝居のパンフでもなんでもなくて
ただのいたずら書きプロフィールだけじゃん(笑)
まさか、そんなバカなことはあるまいと思って何度も何度も見たけども。

パンフにしては安いかと思ったけど
中身がこれでは、ぼったくりだい。

ストーリーについても歌についても役への意気込みすらも
何の記載もなしかよ。
ここまでされると、もはや笑うしかありません。


まあ、いいかぁ。



さて、お芝居は
要するに自己啓発セミナー。
正確には何だった?「自己改革道場」だったか。

4人の、自分を変えたいと願う男たち(西川・高塩・石川・首藤)と
この道場の講師(萩野)と
そして道場卒業生でもある講師の助手(池田)。

4日間のセミナーで改革されていくこの4人の参加者が
序盤からず〜っと重苦しい雰囲気の中で
自画像を書かされたり、人をののしらされたり、
肯定されたり否定されたり辛いことを思い出させられたり。

この人たちの精神はこんなことをしていて大丈夫なのだろうかと
ちょっとドキドキ。


また、この4人の受講生のダサいこと、そして情けないこと。

さらに、颯爽とスーツを着ていかにももっともらしいことを笑顔で高らかに語る講師。
ホントにこういう人っているよな〜と思う。
たぶんキレたら怖いんだよ(笑)

そしてさらに、道場出身の助手の超キモイこと!!
「彼のように変われますよ!」って言われてるけど
絶対に彼みたいにだけはなりたくないよ(笑)


それぞれの今までの人生が浮き彫りにされ。

事件が起こり。

そして。

結局。


彼らが戦って勝ち得た自分自身は
「戦わない兵士になること」

淡々と。
それでもちょっと誇らしげに。
変わることなく、あるがままの自分でいることを選択する。

そんなダサイ男たちが、ちょっぴりカッコイイ。



そしてラストシーンは「戦わない兵士」の見た戦場の夢。



もう、ただこの一場面がやりたいためだけに
この芝居作ったんじゃないの(笑)?
おかしかったぁぁ!!!!!!
本人たちも笑っちゃってるし。
そうだよ、戦わないことが生きることなんだっ!

結局オトコノコって、おじさんになっても所詮はオトコノコなんだなあと。
そのバカバカしさが、またちょっと女の子の立場からはうらやましい。
戦争ごっことか、チャンバラごっことか、プロレスごっことか。
いくつになってもきっとそんなのが楽しいんだ。

芝居の合間合間にはさまる、
石川さんと池田さんの歌とギターが心地いい。

そしてカーテンコールでの全員のセッション。
いいな〜おじさんたちカッコイイや。

人がギッシリの空間だってことも含めて(笑)
とっても熱かったですね。
気持ちよすぎたらしくて、隣の方は序盤から船漕いでいらっしゃいましたが。



会場でもらったチラシの中に、
先日、岡田氏が速報として出したばかりの
ハートブレイカーズ次回公演のチラシが。

早っ!!!!!!

ってことは、発表がなかっただけで
もうとっくに決まってたんですね?
だって仮チラシじゃなくて本チラシだよ。

しかもこの写真てば。

超ヤル気マンマンじゃないですか、岡田さんっ!


「とびきり不幸な旅行店」 9月です。お楽しみに。
そして、できればまともなパンフ作ってください。




昨日の「エンバース」について。

やっぱりあれから考えて、そしてひとつずつ思い出してみて。
もしも私の導き出した結末が正しいのであれば
もう一度、一幕のコンラッドの表情を見たいってもんだ。

「事実」の部分は、たぶん私の仮説は正解だと思うのよ。
つまりは「答えたくない」と答えた部分に関してはね。

問題は「イエス」と言う答えに対する質問の中身なんだけど。

いや〜衝撃的でせつないお話だぁ〜。
今ごろショック。

まさしく「燃え尽きぬものら」だわ。 大人だ(笑)

【2008/05/31 21:42】 | 観劇日記08 | コメント(2) |
エンバース 〜燃え尽きぬものら〜
5/30夜  俳優座劇場
長塚京三 樫山文枝 益岡 徹

二月以来の六本木。
劇場に入ったらちょっと懐かしかった(笑)

今日は、演出家板垣氏の作品を見るため、という
あんまりない選び方をした作品ですが
非常に緊張感のあるお芝居で、二時間があっという間でした。

緊張感はあるけど、動きはない。
会話劇と言いたいところだけれど、会話もない(笑)


舞台は1940年のハンガリーの田舎の古城。
そこにいるのは75歳のヘンリック(長塚)。
オーストリア=ハンガリー帝国の退役将官。
今は91歳になる彼の乳母のニーニ(樫山)が今もそばに仕えている。

今日は41年ぶりに再開する親友のコンラッド(益岡)が屋敷にやってくる。
ヘンリックがずっとずっと確かめたいと思い続けていた
1899年のできごとの真実を、この再開で明らかにすることができるか・・・?


奇しくも私は前日に「ルドルフ」を観てたわけで、
同じくオーストリア=ハンガリー帝国の時代、
ウィーンの文化、ハンガリーの名門貴族などのキーワードが
違和感なく心地良く耳に(笑)

雰囲気は全然違うんだけどね。


10歳のときに幼年学校で知り合って以来の親友である
ヘンリックとコンラッド。
やがてコンラッドの紹介で、ヘンリックはクリスチナという美しい女性を妻にする。
そして、とある日のできごとをきっかけに
コンラッドはヘンリックの前から姿を消し、
さらにクリスチナも亡くなって、コンラッドは長い時間をくすぶる思いと共にすごして来た。


だから、さっさとその聞きたいことを聞いて!
あたしたちにその答えを教えて!
と、客席でもだえる思いの二時間(笑)

舞台はただひたすら二人の75歳の男たちの会話で進行します。
回想シーンがあるわけでも、場面転換があるわけでもなく、
ただひと部屋の同じ場所で話をするだけです。
「会話」と書きましたが、話はキャッチボールではなく、
ほぼ一方的にヘンリックが語るだけ。

ヘンリックには、コンラッドに聞きたいことがある。
その答えを聞きたいがために待っていた長い長い時間がある。
じゃあ、さっさと聞けばいいのに、回りくどいおしゃべりが延々と続くのです。

聞いているうちに
ヘンリックは、ただ答えが知りたいということなのではなく、
積年の思いをコンラッドに語って聞かせることそのものが目的なのだなと
こっちもだんだんわかって来ます。
75歳のおじさん、いえもうおじいさんですよね、
そのおじいさんのマシンガントークです。

言いたいことは充分にわかる。
抱えてきたモヤモヤした思い、
そして親友だと思っていた男の裏切りと、そのことに対する憎しみや恨みと
それでも尚、思い出として持っている若き日の友情。

もっとも、友情と思っていたのはヘンリックひとりだったんじゃ?ってことも
だんだんとわかってくる。

コンラッドは椅子に座ったまま、ひたすら、ひたすらヘンリックの話を聞くのみですが
こりゃ〜難しい役だわ。

「聞きたいことが二つある」とヘンリックは言いますが。

ぶっちゃけ、その聞きたいことってのは
「コンラッドとクリスチナに愛人関係があったのかどうか」
もうひとつ
「コンラッドが狩りのときに事故を装ってヘンリックを殺害しようとしたのではないか」
という疑問に対する、真実とその理由。


でも、ヘンリックにとっては動機はどうであれ、その二つはもう事実として
厳然と存在するものであり、今さら聞くまでもないこと。
だから質問の一つ目は
「ヘンリックを殺害することを、クリスチナが知っていたかどうか」


さあ、どうなったでしょう。



いや〜困ったわ〜
ネタバレできないとか、そう言うことじゃなくて
見てた私たちにも真実はわからない(笑)
もしかしてそれは、見てる人ひとりひとりに違う結末がある、ですか?


この、マシンガントークのヘンリック長塚さんのしゃべりがスゴイ。
しつこく、まわりくどく、話は長いし相手には何もしゃべらせないし(笑)
でもこれが聞いてるうちに気持ち良くなってくる。
だってね、カッコイイんだよ。
しかも話は面白い。
聞いていたくなる。
(そりゃそうだよね、長塚京三だもの)

そしてひたすら黙ったまま椅子に座って話を聞く
コンラッド益岡さんがまたスゴイ。
だって、決してヘンリックは責めるようなことを言わないのだけれど
だけどそのこと自体が、コンラッドを責めているわけで
それを表情だけでリアクションしなきゃならなくて。

この二人の対比が、ただそのままこのお芝居なんだってことかしらね。



人の秘密を聞く、ってことは
くすぐったくて面白くてちょっと嬉しい。
客席に座る私は、まさしく二人きりの部屋で語られている
この老人たちの聞いてはいけない秘密を聞いているわけで。

やじ馬の気持ちで、
と言うか、ワイドショーを見るおばちゃんの気持ちで(笑)
「早く早く話の続きを!」
「だからそれからどうなったの!」
って感じかしらね。


面白いけどじれったい。



「燃え尽きぬものら」という副題の象徴でもあるのか
ランプとかタバコとか暖炉とかが心象風景を表すように使われていました。
そしてクリスチナがかつていつも座っていたという椅子が
今もそこにクリスチナがいるかのようにクローズアップされて存在していて。
窓の外は嵐。
時折雷が鳴り、稲妻が光り、明かりが消えたりもする。
暖炉の炎に照らされる二人の横顔の赤い色。



質問と答えに戻りましょう。

「ヘンリックを殺害することを、クリスチナが知っていたかどうか」

それに対するコンラッドの答えは
「それは答えたくない」

そして屋敷を辞そうとするコンラッドが、逆に聞きます。
「もうひとつの質問は何だ?」


今の質問に「答えたくない」と答えられてしまったことで
もうひとつの質問をするべきかどうか迷うヘンリックに
コンラッドは言い放ちます。

「それなら聞くまでもない。答えはイエスだ!」


おお、いきなり答えが「イエス」と明確に。
でも質問は何なのよ?

聞くまでもない、ってことは
コンラッドには聞かなくてもわかることってことだ。
どれ?
それ?
え、もしかしてそういうこと?
それでイエス?

いや〜モヤモヤするじゃないの(笑)
私は41年も待てないわよ。

もうとにかくヘンリックのマシンガントークがすご過ぎて
一生懸命聞いてるんだけど追いつかないし(笑)
ちゃんとハッキリしたことがあったのかしら。
私が聞き逃してるだけかしら。

もう少し反芻しながら考えることにします。
とりあえず、余韻としては意外と楽しい。


コンラッドがショパンの親戚と言うことで
一幕の終わりには「軍隊ポロネーズ」
二幕の始まりが「華麗なる大円舞曲」
二幕の終わりが「別れの曲」

・・・って、ラインナップでしたが。

ちょっとこれには異議あり(笑)


ほかには一切の音楽が出てこないので
(あ、一幕の始まりにも何かショパンがかかったのかどうか記憶になし)
スタッフクレジット見ても音楽監督の名前はありません。
音響さんだけ。

ってことは板垣さんの選曲ですか?
いや〜ベタ過ぎます。あまりにベタ過ぎますよ〜
先に私に相談してくれればよかったのに(←ウソ 笑)

あえて、こうしたんでしょうかね。
まあ文句は言いませんけど(←いやもう言っちゃったと思う)


原作本がハードカバーじゃなくて文庫本だったら
間違いなく買ってたんだけど。


そして終演後は赤いジャージの演出家(笑)
あ〜やっぱりつかまえていろいろ聞きたいけど。


ベテラン俳優さんの迫力と存在感も充分に堪能して
真剣にパンフ読みながら帰ってきました。
私が真実に到達する日は来るのでしょうか。
お芝居っていいな〜


明日もお芝居です。
明日はまたきっと全然違うお芝居です。
幸せだ。
バチが当たったりしませんように(笑)



【2008/05/31 02:26】 | 観劇日記08 | コメント(2) |
晴れていれば
昨日はお散歩したかったのに。
日比谷通りをのんびりと。

帝劇までゆっくり歩いても時間があったから
噴水を見に行くくらいはできたのに。

今、日比谷公園で「OKTOBERFEST」なるお祭りを開催中だそうです。
ドイツのビール祭りなんだそうな。

つい何日か前までは
ホントに外で飲むビールが美味しそうな気温だったんだけどねぇ。
昨日も今日も残念なお天気。

別にビールにそんなに興味があるわけじゃなくて
なんだかとっても盛大にやっているらしいので
そのインターナショナルなお祭りの雰囲気を味わいたかったの。

OKTOBERは10月のこと。
今5月なのになんで?って思ったら、
ドイツで10月にやるビール祭りを、
日本各地で順番に開催していると言うことみたいです。
巡業?(笑)

もちろん、ドイツビールだけでなく
ドイツワインやドイツのお料理や音楽なんかも楽しめるそうですよ。
日比谷公園の噴水の周りで盛り上がっているんですって。




私がビール祭りと聞いて連想するのは全然別のこと。
また古いお話になっちゃうから今日は詳しく語りませんが
「霧深きエルベのほとり」という作品が宝塚にありました。
カールとマルギットの悲恋。

どのくらい古いかって言うと
初風諄さんがまだ若い娘役でヒロインだったって言えば
想像がつく人もいるのかな(笑)
しかもそれ再演だから。

念のため言っておきますが
私はリアルタイムで知ってるわけじゃないですからね!
危ない危ない。



もひとつビール祭りと言えば
何年か前に沖縄でオリオンビール祭りに参加しました。
それもビール目当てではなくて
りんけんバンドがコンサートをやったからだったんだけど。

でも、オリオンビールは飲みました(笑)




6月のパズルは
まだまだピースのはまる場所を探しつつ
楽しく調整中です。

なんだか楽しいことがいっぱいになりそうで
嬉しい悲鳴(笑)
(イヤほんとの悲鳴もちょっとあげそうだw)

自分の中の仮予定にしていたことも、いろいろ調整中。



「バレエフォーライフ」は却下することにしました。
そこまでまだ興味はないな、って思って。
動画見たけどピンと来なかったし。
「ボレロ」も、今は白河直子さんの印象をそのまま持っていたいから
当分ベジャールであろうとほかのものは見ないでしょう。

「Amjad」はまだ考え中。
7月にはそれほど予定が入っていないから
間近になってまだ興味があって、
尚且つチケットがあったら(笑)

さい芸じゃなくて、これが東京文化会館だったら
たぶん迷わず行ったと思うんだけど。


キャラメルハーフタイムは「水平線…」だけ見る予定。
不公平じゃないかって?
そんなことないよん。

岡田氏が「嵐になるまで…」に出ないってこともわかったし。
9月10月と客演二本はとても嬉しい。


なんか言い方にトゲがありますかね(笑)
イヤ別にキャラメル悪くないんですけど
作品もいいとは思うんですけど
そこまで私の好みの劇団でもない、ってのはもうしょうがないのよ。
たぶん、私と成井さんの趣味が違うんだと思う。


ハートブレイカーズとレモンライブだから間違いなく両方ともコメディだよね。
楽しみだけど、でもそれは秋の予定だから今日のところは置いといて。

ハーフタイム主演と言うことで、情宣にも力入ってますね。
ラジオも最近はネットで聞けるのがありがたい。
便利な世の中になったねぇ。
稽古動画とか、インタビュー動画とか、ホントに便利な世の中になったねぇ。

インタビューの中で、一瞬だけカメラ目線になるのは
話の流れでたまたま、って風に装っていますが
実は計算なんじゃないかとか思ったりして(笑)

もう40なんだがな。
なんで可愛いかな。
え?それってあたしだけかい?



「王様とおばさん」「ラストシーン」は当然行きますけども。
母だから、もう参観日みたいな気持ちかも(笑)

だって、うちの子たちダンサーとシンガーなのに。
どうしてこうもそろって芝居なの。
お母さん不安。
(とくに誰とは言わないけど 笑)


今、仲間由紀恵ちゃんがCMしてる「潤る茶」の
バックに流れてる曲が布施明さんの「君は薔薇より美しい」なんですが。

かつて「オケピ!」を見て、布施さんの演技と歌にすごく感動して
(役柄とストーリーはいかにも三谷作品なんだけど)
その後、布施さんファンのお姉さんとコンサートに行くと言う友人が誘ってくれて
私と娘も便乗して彼のコンサートに行きました(笑)
当たり前だけどめちゃめちゃ歌上手いし!! トーク面白いし!!

久し振りにその布施さんにお会いします。
楽しみ。

でも、違うところばっかし見てたらゴメンナサイ。
(その可能性高し)

だって、もう禁断症状が出そうなんだもの〜〜〜(笑)
明日大阪で初日が開きます。
おめでとうございます。

でも会えるのはまだ先だ・・・



そしてミュージカル座にはいつ行けばいいんだろう。
これまたパズルのピースをうまいことはめないと。
レベッカもう一回までは無理なのかしら。
ほかにもまだ狙ってる芝居がいくつか。
ライブにも頑張って参加予定。
う〜ん、ピースはどうやったらキレイにはまるだろう。



原君がブログにアップしてくれたのがガンまげの衣装です。
イヤ、刀を差せ! 傘を持て!
どうしてそこまでしなかったんだ!中途半端だぞ!(←無茶を言ってみる)


そして新ちゃんが持ってるのはキバットだ〜(笑)
どうした?変身でもするのか?
ま、まさか小道具では・・・


…って、そんなものを知ってる自分がちょっと変ですね。
そして、これから戦うと言うときに
「はじけるレモンの香り!」ってのは、まったく戦闘意欲をなくす口上だと思います。

さあ、私は日曜の朝に何をしているのでしょう。




さて、
各方面にいろいろとご心配・ご迷惑をおかけいたしまして
本当に申し訳ありませんでした。
お心遣い、ありがとうございました。

ネットと言う世界ではいろいろなことがあるかと思いますが
せっかくこうして、私が私の言葉をつづれる場所があるのだから
これからもこの場所を大事にして行きたいと思います。

読んで下さっているすべての方に、感謝しています。
このブログを通じて、お友達ができたり、
たくさんの想いを誰かと共有したり、
そんなことのすべてが幸せです。

ってことで、これからも自分らしく
果てしなくマニアックで激走してまいりますのでよろしくね(笑)!
書いてあることがわからなかったら、遠慮なく聞いてください。
(ただし中身がなくても怒らないでねw)




日比谷公園のビール祭りは6月1日日曜日まで!!!



【2008/05/30 15:44】 | ひとりごと | コメント(2) |
ルドルフ 2回目
5/29夜  帝国劇場

もうチャンスないかな、と思っていましたが
千秋楽間近にしてもう一度観る機会に恵まれました。

前回観てからすでに半月以上、
結構印象が変わってて、面白かった!

どうしても一回目はいろんな色彩に惑わされちゃって(笑)
今日は、色とかセットの絵とかじゃなくて人物に集中して観ることができたような。


相変わらずの愛すべきバカップルの二人ですが
今日は結構泣けちゃいました。
言ってることとかやってることは、どうにも身勝手だし
甘ったれてるし、迷惑だし。(←ひどい言われようw)

でもね、それでも愛ってものがそこにあるならいいじゃないかと
今日はそんな風に思っちまいました。


プロローグのオケで、すでにゾクゾクっと来て、
あ〜やっぱりこれがワイルドホーンだな〜と。
メロディーがね、「ここでその音に行くか!?」ってところへ行くんだよ(笑)

幕開きのファイファー、やっぱりステキだ。
カッパと言われようが何と言われようが、もうキミはそれでいい。
そうか、まいてるのは葉っぱだったんだね。
前に観たときには気づいてなかった。

そのファイファーの「ウィーンのテーマ」から
どどーんとセットが出てきて「幕が上がれば」になったときに、
あらためてこのゴージャス感にため息が出ましたよ。
やっぱりこっちに予算使っちゃったんだな(笑)
このスケールで一度マンダレイのお屋敷を見せて欲しいぞ。

やっぱし帝劇はこうでなくちゃ。
(だけど色彩は考えてくれ)←まだこだわってる(笑)


今日はアンサンブルの動きとかもいろいろ確認できて楽しかった。
「美しき戦争」のところ、女の子たちはあんなにいいダンスだったのね。
ここは踊っててきっとすごく楽しいナンバーだと思う。
意外と振りが激しいから、踊るのは大変かも知れないけど(笑)
ラリッシュのはじけっぷりと色っぽさといたずらっぽい表情と、
そしてなんとも男前な動きがすごくいい。


エドワードとルドルフは、
相変わらずフツーの素のままのニーロと芳雄くんだけども(笑)
ねえ、芳雄くんは結構踊れたりします?

ワルツになったときに、ルドルフの身のこなしがとてもいい。
貴族のお坊ちゃんで、ダンスを武器に女の子を落とし続けてきた、って
そういうダンスだ(笑)
右手で女の子をリードしながら、左手は軽く自分の腰の後ろに置いて、
尚且つステップが軽い。

逆にダンサーのはずのニーロ、いやエドワードの方が
意外とちょっとワルツは野暮ったい。
もしも演出でわざとそうしてるんだとすれば、
私は亜門さんをちょっと見直さなければなりません。
(亜門さんは踊れる人だから、もしかするとそういうこともアリかなって)

だとしたら細かいな〜
(ま、私の深読みかもしれないんで)

細かいと言えば、エドワードがステファニーに
「ルドルフを借りるよ」って言ってるところの
ルドルフの演技も細かいのね(笑)


ルドルフとパパとのやりとりも、前回よりも深みを増してた気がします。
ターフェのからみ方が、もっとねちっこくなってて、
本当にルドルフとパパとの間に立ちはだかる邪魔なヤツっぽくなってた。
もっとも前回は私がそこをよく理解していなかったのかも知れませんが。

だから今日はターフェの存在意義と言うか
どれだけターフェが目ざわりか(笑)ってのがホントによくわかったわ。
フランツ・ヨーゼフにしてみれば、こんなに頼りになる人はいないよね。
だって息子があんななんだもの。(ルド、ゴメン)


あと、前回マリーとステファニーの歌がどっちも張り上げ系と書きましたが
これも、二人とも見事にとがったところが取れて、よくなってた。
キンキンしなくなって、響きもあるし、
だから歌で結構ジンと来ました。
もともとがどっちも声量もあるし、声はいいし、音程もいいわけだから。
ブランデーとかが成熟して丸くなったようなイメージ。
私はブランデーなんか飲まないけどね(笑)

マリーは深くやわらかく、と言った方向へ、
ステファニーは重くせつなく、と言った方向へ、
それでいて二人とも強さは増した気がします。

レミゼにしろ、サイゴンにしろ、
同じ役を演じる二人は、つまり一緒に舞台に立つことがないわけなので
こういう風に二人で火花を散らすと言うのは贅沢でいいね。

そしてやっぱりステファニーのあの黒メイクと黒系ドレスが可愛くて好き。


革命グループのおじさんたち(失礼)も
なんかクドくなってて、いい。
畠中さん、大好きなんだけどソロがないんだよね〜残念!
手の使い方がミュージカルっぽくて、ついつい見ちゃう。


そんで今日はブラット・フィッシュがよかった〜〜〜〜
(宝塚版では表記がブラッドフィッシュだったので、前はそう書いたかも)
あのさ、お辞儀して、ニッコリ笑ってシルクハットかぶって、
そんで2、3歩軽く下がってからヒュッ!って身をひるがえす。
そこが好き。大好き。私にもいつもついてて欲しい。

そんで私も馬車でどこへでも連れてって欲しいよ。
あの馬車が御者つきで欲しいです。


今日は「明日への階段」も泣けました。
ここはさ、ルドルフがとってもイキイキしてるんだよね。
自分の行くべき道を行こうって決意したルドルフが。
でも、そのルドルフの明るさの中に、すでに破滅への運命が見え隠れするような
そんな場面に見えて。

民衆は若き指導者を求めて、ルドルフに期待をしてる。
でもやっぱり国家はそれを簡単には許さないぞ、ってのが
ターフェから見て取れるし、
そしてルドルフを見ながら表情が沈んでいくラリッシュがいて
この盛り上がるメロディーの中で、
コーラスが重なって幸せなハーモニーがあって
なのに
ただ破滅の結末を知らないのがルドルフひとりなんだ、って暗示してるように思える。
こんなに前向きな歌なのに、暗い影が後ろに迫ってるのが苦しい。

だからそのあとのラリッシュの「愚かな英雄」が
聴いていてすごくツライ。
上手でまたいろいろ画策するターフェが怖い。



あの駅での歌だけは
やっぱりベタベタ過ぎる気がするんだけどね(笑)



ラストはとても美しいと思えるようになりました。
私もあの絵の中に入りたい。

ただ、
私は「うたかた」のラストで語られる二人のその後を知っているからこそ
あのラストが美しく悲しいと思えたかのかも知れないな、と。

遺書に「二人一緒にこのマイヤーリンクの丘に葬って欲しい」って
書いたんだよね。
(それがホントかどうかは知りませんが)

でも、もちろん国家がそんなことを許すはずもなく
ルドルフは王族としてウィーンの教会に
マリーはマイヤーリンクにひっそり取り残されるんですよね。

それは悲しい。




まあ、ストーリーとしては、やっぱりルドルフは男としては最低だと思うんだけど(笑)
だって、ステファニーにあんな言い方しなくたっていいじゃない?
彼女だって好き好んでお嫁に来たわけでもないのに
ちゃ〜んとその役目を果たしてくれてるのに。
愛してないにしても、もう少し言い方ってものがあるだろうよルドルフ。

心配して娼館にまで来てくれたマリーに対しても
「君にはわからない、わかって欲しくもない」とか言っちゃって
なんてひどいヤツ(笑)


ラストの心中前、
立ってる二人の間を、さまざまな人たちが
それぞれの立場で通り過ぎるところ。
みんなが口々にセリフを言うのでひとつひとつ全部は聞けないのだけれど
でも、あれだけの人に迷惑をかけて、心配をかけてたんだよね。
困ったバカップルだったんだよ。
ま、ここの演出は好きだけれども。


それでも、今日は「愛があるならいいんじゃない?」って思えたから
それは作品としてよかったってことなんでしょうか。



ワイルドホーンの曲に対して、今日気づいたと言うか
ちょっと感じたこと。

もちろん、私は歴史にも音楽にもそんなに詳しくないので
あくまで印象に過ぎないのですが
この「オーストリア=ハンガリー帝国」の時代を描いた作品の中で
わざと「ウィーン独得の音楽」と「ハンガリー独得の音楽」を
意識して使っているような気がするんだよね。

ワルツはもちろん言うまでもなく
ウィンナワルツのテンポで(つまり他のワルツよりも速い)
そういうのはわかりやすいんだけど
その他の、どちらかというと楽しい印象の曲は
たとえばモーツァルトとかをちょっとだけ意識したつくりになってるかな、って。

なのに、
「え、ここでその音使うの?」ってのを持ってくるのが
好きなんだと思う、ワイルドホーンさん。

でね、
暗い曲、民衆系・革命系なんかのとき、娼館もそうかな、に
いわゆるジプシーミュージックの音階をどこかに意識しているような
そんな気がするのです。
ジプシーミュージックはやっぱりハンガリーの民族音楽として
今もハンガリー狂詩曲とかで定着した部分があるはずなんだけど
あ〜でも、どこがどうって具体的に言えないな〜知識がない。

聴いてるときに、あっ!て何かが引っかかったような気がするんだけど
もう記憶にそんなに自信がないもんで上手く言えないや。
じゃあ、言うなって(笑)

いずれまた調べてみます。
だからぜひ、CDとスコアを!!


あ、あとねワイルドホーンさん
「明日への階段」と「ただ君のために」の二曲は
どうして8ビートで作ったのか、それはぜひ教えてもらいたいです。
いきなりそこだけ現代のポップスみたいなリズムになる(笑)


あ〜いろいろ言いましたが
大満足でございました。
ミュージカルが大好きだ〜♪




【2008/05/30 01:37】 | 観劇日記08 | コメント(0) |
組み合わせ
「曽根崎心中」を読み終わりました。

すごかった〜(笑)

何の実にもならなかったよ(^^;
当時はきっとセンセーショナルだったんだろうなぁ。
ハーレクインロマンスみたいなもんだったのかなぁ。
(この例えも相当古いなw)
「失楽園」みたいな?(って、それでも古い)

ってか、やっぱり浄瑠璃で上演するとどうなるのか気になるわ。

そのまま残りの二編を読もうと思いましたが
集中力が切れてきたので
(なにしろ本編と現代語訳と注釈を行ったり来たりするんで)
一旦休憩して気分を変えてみました。

宮部みゆきを二冊続けて読んで
(「本所深川ふしぎ草紙」と「初ものがたり」ね)
時代劇にもちと飽きたから
「かもめ」に取りかかってみました。

すでに次の舞台のキャストが発表されてるから面白いですね(笑)
ちゃんと当てはめて読める。
今の所この中では、アルカージナがどう演じられるのか
一番気になるかなぁ。
まだ序盤ですので、これからどうなるかな。

アルカージナはターコさんこと麻実れいさん。
彼女も宝塚の元男役トップだった方で、
「うたかたの恋」初演のルドルフです。
今はものすご〜く雰囲気のある女優さんで
私は今回、キャストに彼女の名前があったことが
すごく嬉しかった。

「身毒丸」のときに、白石加代子さんのことをちょっと書いたかと思いますが
「メアリースチュアート」に一緒に出ていらっしゃいました。
あれはもう一度観たいのよ。

でも彼女の演じたもので一番好きなのは
「星影の人」の土方歳三〜♪
まだ彼女はトップスターじゃなかった。
私が中学生のときよ。なんて古い話なんでしょうw

あ、話がそれました。(いつものことだけどね)

で、この大物ワガママ女優さんのアルカージナを
どんな風に演じてくれるかな、と。
で、さらにお話はこの先どうなって行くのかなと。

わくわく。



さて。まだ5月は終わっていないのだけれど
いろいろ書きこぼしてることがあるから、
ちょっと情報整理。
自分のためにです。あしからず。



「レベッカ」は本当にもう一度観たいのだけれど
でも今度観たらきっと禅さんと圭吾さんばっかり見そうな気がする(笑)

って、いやいやそういうことじゃなくて、
やっぱり物語とハコの大きさとの関係がちょっとまだ気になるかな。
まさか、帝劇に予算をいっぱい取られたからとか(笑)
そういうことじゃないとは思いますが
やっぱりマンダレイのお屋敷そのものは
きっと大きい劇場でこそ生きる設定(セット)なのでは?って気がします。

つまりは
「わたし」がマンダレイに着いたときに
その大きさに圧倒されてしまうお屋敷の大きさがあれば。

そういうことになると帝劇か、せめて日生くらいあるといいなぁ。

その方がレベッカの影も、より迫ってくるでしょ。
天井まで見上げると首が痛くなるくらいの壁にかかる絵があって
そしてその前に立つ黒一色のダンヴァース夫人。
(そこまでがセットだから)

屋敷が大きくて、
だから壁も大きくて、絵も大きくて、高い場所に掛かっていて、
その前に立つダンヴァース夫人はその絵に比べれば本当に小さいのだけれど
でもその存在感がとてつもなく大きくて迫力がある。

だから、怖い(笑)

そう言う感じ、あったらステキですね。


まあでも、お話自体はやっぱりそこまで大きい劇場でなくてもいいと
友人が言っておりましたが、私もそう思います。

CDが出るといいですね。
曲がとても好きだし、シルビアと禅さんの歌が何度でも聴きたい。




「誰にも言はずに…」は
それこそいずれちゃんと、みすゞを読もうと思いましたけれど、
お芝居の上で気になることが二つ。

ひとつは、方言。
山口県の仙崎と下関での彼女の生活なのですが
もちろんお芝居だからと言うことなのでしょうがまったくの標準語なんですね。
全編ネイティブな方言を使えと言うことではなく、
やっぱりその地方独得の言い回しとか
ちょっと「場所」を感じさせるものが言葉の端々にあったらよかったなと。

ちょっとしたことでいいと思うんです。
語尾のイントネーションとか。

みすゞは、東京にも憧れていた。
でも、それは遠い遠い遠いところだった。
下関なんか辺境だと思ってた。
でも他にいる場所はなかった。

だからこそ、下関の駅での西条先生とのほんの一瞬の出会いが
よけいに彼女の置かれた寂しい境遇を感じさせると思うんですね。

そんな辺境にいる雰囲気が言葉にあればな、ってちょっと感じたので。

で、今のは「場所」に関してのことでしたが
もうひとつは「時代」に関して、という感じでしょうか。

これもたとえば、まったく当時の衣装を着ろってことではないのです。
観客に想像させるってことはとても大事なことだと思うから
衣装は今回みたいな、どうとでも変わるような「和服もどき」で
それはいいと思う。
すごくセンスも良かったし。

でも、やっぱり「時代」の匂いがどこかにもう少し欲しい。
年表を読んでるから、この時代ね、ってわかるけれど
ただ見ているだけだとそれがいつの時代なのかがわからない。

かなりムチャな要求をしてるな〜とは思いますが
お芝居だからこそ、なにか、上手く言えないけど何かそれを表現する手段が
あったらよかったのになと、思ってしまうんです。

みすゞは明治生まれです。
亡くなったのが昭和5年の3月。
大正が15年しかなくて昭和になった、その変化の多かった時代です。
田舎にいたとは言え、やっぱりめまぐるしく時代が変わっていくのは
肌で感じていただろうし。

じゃあ、自分がもしも演出家だったらどうやって表現するんだと
それを言われても、そこはゴメンナサイとしか言えませんけども。

私は客席で「みすゞ」ではなく「テル」の心の中を
一緒に旅させてもらいました。
「みすゞ」は、だから鏡に映る存在。
長い長い旅でした。

舞香さんが、そう言う風にお芝居を作っていたのであれば
それはそれでもう充分ですが
私はもう少し「下関」と「大正から昭和」も感じたかったなと。
どんな時代に、どんな場所で、鏡に映るもうひとりの自分を見ていたのか
それをもう少し探究したかった。

とても印象に残るお芝居だったので、
今度はちゃんといろいろなことをクリアして
ぜひまた堂々と再演していただきたいと思っています。



「ガンまげ」は千秋楽ね。おめでとうございます。お疲れさまでした。

バックステージものって、お話が作りやすいし
登場人物がたくさんいても、役どころが客席にわかりやすいし
役者さんにとっても、馴染み深い場所だし(笑)
そういう意味では演る方も観る方も、比較的ラクです。

でも、せっかくこれだけのキャストを集めたのなら
本物の時代劇とか、本物のウエスタンとか
たとえそれがドタバタでもいいから
そういうのも観たかったなぁ。
どういう意図でこの企画が始まったのかはわかりませんが
なかなかこういう形でこれだけの役者は、もう集められないよ。

ま、それは大きなお世話ですね(笑)
面白かったのでよかったです。

やっぱり、インフルエンザと食あたりで倒れた(だったよね?)
紅役の摩夜役(ややこしいわね)の高山さんが一番面白かったかな。
「今、大〜きな波が来ているの!」とか。 ←ゴメン見てない人には何のことやらだ

あと、思いがけないロマンスに発展しちゃった二人とか。


原くんはまたもや休む間もなく
(ってか、すでに掛け持ちしてたけど)
ラストシーンにどっぷりと漬かってくださいね。
役者としてはもうベテランなんだから、弟たちをよろしくね。



明日はもう一度帝劇に行けることになりました。
わーい。
って、浮かれててもいいのかな(笑)
今週まだ続くんですけどね。

まあいいか。



そして6月がパズルになっています。
ひとつピースを当てはめると、ほかのピースがはまらない(笑)
どことどこを、どう組み合わせるのが正しいでしょうか。
さあ、どうなるのかな。



ラフマニノフを聞きながらチェーホフを読むのは
それなりに組み合わせとして正しいと思うのですが
(両方ともロシアだし)
やっぱり井上芳雄くんのミュージカルソングを聞きながら
近松を読むのはちょっと変でしたね。

私はそんなのも結構好きです。




【2008/05/29 00:01】 | 舞台関連 | コメント(0) |
通勤サブリミナル
電車通勤をしている方は、
おそらく似たような経験をされていると思うのですが。

私も電車通勤です。
東京メトロ利用者です。

毎日、必ず同じ車両の同じドアから乗って、
だいたいの立ち位置も決まったりしてませんか?

そうすると、毎日見える景色が同じなんですよ。当たり前ですが。
地下鉄なもんで、駅に停車中に壁の大きな広告が目の前に来ることがあるのですよ。

今、毎日必ずババーン!とちょうど目の前で見る派手な広告看板が二つあります。
茅場町駅の「京劇ムーラン」の公演案内と
銀座駅の「パリ国立オペラ初来日」の公演案内。
いつからこの看板が出ていたのかは思い出せませんが
もう結構長くあるような気がします。

だいたい電車の中では
ウォークマン聞きながら文庫本読んでるか、楽譜のコピーを読んでるかで
ほとんど外なんか見てないと思っていたのですが
やっぱり目に入っているらしく、こっそりちょっとずつ情報が蓄積されて行くんですよ(笑)

今朝、ふと「あ〜もう京劇の公演始まるんだなぁ」って思って
そのことに自分でビックリしました。
なんで公演日なんか知ってるんだ(笑)?

無意識にCMソング口ずさんでるのと似たようなものかしらね。


いえ、もちろん見ませんけど(笑)
でもそのことに気づいてしまったので一応詳細調べてみちゃいました。
だって、気になるじゃないの。

京劇は、東京芸術劇場をはじめ、福岡・大阪・名古屋公演があります。
私はディズニー映画の「ムーラン」がとっても好きなので
京劇でどんな風になってるのかは興味ありです。
関係ないけど「リフレクション」はいい歌だよね。

京劇でも殺陣というのかどうか知らないのですが
そういうのがあるじゃないですか。
剣を使った舞みたいのが。
あ、それなら剣舞でいいのか(笑)?
あれはね〜。一度生で見てみたいよね。

→ 京劇 ムーラン



パリ国立オペラはオーチャードホールで7月。
演目は「トリスタンとイゾルデ」「青ひげ公の城」などなど。
オペラが高いと言うのはわかってましたが、58000円ってどんだけよ。
一番安い席で20000円よ。

しかも「トリスタンとイゾルデ」って上演時間5時間よ。
オペラってそんなに長いものだったっけ?
歌う人はサイボーグか何かなのかい。
生身でそんな長い舞台やったら死ぬよ。

これね〜公式サイトで動画も配信されてるんですが
わりと現代的な創りというか、いやもっと言えば前衛的な創りというか
映像を使った舞台なのね。
(その映像も、有名な映像作家さんのようだ)

→ パリ国立オペラ


いや、私が見たいのはもっとコテコテの古典的なオペラだ。
コンテだったらたぶん、私の興味を惹きそうな雰囲気なんだけど
オペラはあくまでオペラだから、
お話と歌と演奏を中心に楽しみたいと思うんだけど。

だけど、おそらくは完成度の高い舞台なんだろうというのは想像に難くないです。
クオリティは高いね、きっと。
動画で見たときに、歌にはかなり惹かれたんですけども。

でもトータルで私が求めているのはコテコテなヤツ。

もっともチケット代の時点ですでに私とは別世界だから(笑)



さて。
もうひとつ。


これは通勤途中じゃなくて、寄り道するたびに、なんだけど。

山野楽器銀座店を愛用しています。
結構な頻度で入り浸っています。
あ、でも先週からはまだ行ってないよ。
忙しかったんで(笑)

行けば私は2階のクラシックと、3階の楽譜売場に必ず寄るんですけど
先日までしばらく、エスカレーターでずっとかかっていた曲があります。

藤澤ノリマサ 「ダッタン人の踊り」 → 視聴できます


テノールの方のようですね。
一番最初に声だけ聞いたときには布施明さんかと思いました。

曲はもうすごくおなじみの曲ですから、
あ〜誰かがポップスアレンジしてるのね〜と
ジュピターのときみたいに、またこういうの流行るのかしらね〜と
そんな風に思っただけで気にも留めなかったんですが。

なにしろ
「山野楽器に入ってエスカレーターに乗る」と必ずこれで。

どんな曲?ってお思いの方もいらっしゃるかも知れませんが
聞けば必ず「ああ聞いたことある」って思うことでしょう。
もともとはこれもオペラの「イーゴリ公」の中の曲ですが
もういろんなところで曲が独り立ちしていますね。

私は大好きな曲なんですよ〜♪

だからこそ、
「え?日本語の歌詞つけて歌うの?」って。
結構あちゃ〜な気持ちでした。

でも、あまりに何度も聞いていると、もう慣れちゃって(笑)
やっぱCMソングってすごい力を持ってるんだなと。


ちょっと違う話になりますけれども。

うちの子たち、あ、たまにはちゃんと名前も書くか(笑)
DIAMOND☆DOGSってグループがですね
今までに
「ラプソディー・イン・ブルー」とか「ボレロ」とか踊ってきてるんですけども。
ほかにもタンゴやフラメンコといったものにも挑戦してきてるんですけども。
先日は「白鳥」も踊ってくれたんですけども。

アレンジしてあるとは言え、もともとクラシック寄りのものを踊ると
ほかのダンスユニットにはない独自の雰囲気があるなって
私はいつも思うのですけれども。

曲のアレンジが秀逸であるとか
振付がすごく工夫してあるとか
もちろん、そういった要素が充分にあってのことなんですが
HIPHOPありの、JAZZありの、バレエありの、色っぽいのありの(笑)
それぞれのソロの見せ場があり、さらにユニゾンがあり、
いつでも、イメージを決してひとつにまとめて来ないにもかかわらず
「品を失わない」ってのが絶対に大きな特徴だと思ってるんですよ。

キレイなだけ、ってのとは違うんだな。
ワイルドな部分もちゃんと入れてくる。
生々しいんじゃ?って部分も入れてくる。
コンテ系の振りとかもね。
オトコばっかしなわけだしさ。

でもほかに上手い言葉がいま見当たらないんですが
やっぱし本当に「品を失わない」ってのが、私には重要なことのように思えます。

ちょっとカッコつけた言い方になっちゃうけれど
つまり、もともとの曲から与えられたエッセンスを踊り切るだけの
オーラをまとっている、って、そんな風にも言ってもいいかなって。

なんちゃって(笑)


曲って
ただ単に音が鳴っているだけのものじゃなくて
リズムを刻んでいるだけのものでもなくて
「ボレロ」なら「ボレロ」の
「白鳥」なら「白鳥」の
その曲が持っている色とか香りとか重さとか、そういうのがあると思う。

だからこそ、踊りを見ている中で
「この曲を使った意味」
「この曲をこのアレンジで踊る意味」
みたいなものを見たと感じたときが、
この上ない幸せなんですよね。

あっ。
なんか考えるとドキドキする(笑)




で。


「ダッタン人の踊り」なんですが
これは
「私がいずれ彼らにチャンスがあれば踊って欲しいと思っている曲リスト」
(そんなものがあるのか!笑)
の、上位にランキングされているので
いつか叶ったらいいな〜

もしこの曲だったら、
かなり計算した打ち込み系な感じで
めちゃめちゃポップに仕上げてもらって
でも中間部分のクラリネットとフルートの掛け合いみたいなところは
ちょっと雰囲気変えて入れて欲しい。
スローにするとか。

って、すごく具体的でリアルな妄想になっちまいました(恥)
あまり近寄らない方がいいですよ。危険です。
この中にお医者さんはいらっしゃいませんか〜



で。

うちの子たちは以前から
思いっきりクラシックに日本語歌詞つけて歌ってますが何か(笑)?



ついでに(ついででゴメン)今日は新情報出てましたので。
東京ハートブレイカーズに岡田達也氏出演〜♪
って、レモンライブよりも前じゃん!

タツケン企画に期待。
ハートブレイカーズは今週行ってきま〜す。
【2008/05/28 12:02】 | 舞台関連 | コメント(0) |
黒鳥スタイル
早くも冷房よけです。

マフラー巻いて仕事してたら
「寒いですか?」って聞かれました。
う〜ん、まだ寒いとまでは言わないけど
確実にノドをやられるから自己防衛。

お茶もホットでね。


充電のための充電。
言われてみれば確かにそうなのね。

GW以来、おうちでのんびり楽しく過ごすことも覚えたので
(今頃かい!)
土日はまったりと過ごしました。

本を読みながら音楽を聴く。
最近ではこれがお気に入り。
(で、眠くなったら寝るw)

先週もおかげさまでとても楽しく舞台を観ることができて
そういうときってホントに
「あ〜今エネルギーチャージされてるわ〜」って思うので
私にとってはとても大切な時間。

もっとも、その舞台の演目のジャンルが激しくバラバラだったけどね(笑)

でも、このエネルギーをチャージしておかないと
現実の仕事と生活に立ち向かえないから。
(ちゃんと立ち向かってるのかとは聞かないでください)


そして、
その大切な時間をすごすために
ちゃんと体調管理もして、カラダのメンテナンスもする。
この部分で手を抜くと
あるいはこの部分を無視して突っ走ると(笑)
あとでツケが回りますから。
もはやそういう年頃ですから。



それにしても時間がない。
いや時間だけは誰にも平等なはずなので
私にだけないことはないのだけれど
やりたいことが多過ぎて時間が足りない。

まず第一に
自分の興味を交通整理する時間が全然足りないのだよ(笑)

なのに予定がどんどん増える増える。
まあ、今は自称遊撃隊の立場でいられるから
ゲリラ戦にも対応する覚悟でいるけどね。

だから、骨は拾ってね。




「マフラー、なんで黒なの?」って聞かれました。
ほっといてちょうだい。

【2008/05/27 13:23】 | 今日のできごと | コメント(0) |
マンガだとか色んなものだとか
職場の同僚の小学生の娘さんが
今日は運動会の予定だったのですが
こういう時って天気予報ははずれないのね。

延期は働くお母さんにとっては大変ツライのよね〜。



さて、毎日の通勤電車の中で近松を読んで
結構ハマってます。

そもそも、どうして近松なんか読もうと思ったかって、
う〜ん、まあもともと古典は結構好きなんだけど
今ってよっぽどのチャンスがなきゃ
もうそんなの読まないじゃない。
高校で選択授業を受けてたときに、いろいろ面白いと思ったんだけどね。

笹塚ファクトリーの今後の公演ラインナップに
「心中天網島」が入ってるな〜って思って
別に今のところそれを見るとか見ないとかではないのだけれど、
確か一度近松を読んで面白かった記憶があったので
また読んでみようかなと。

ただ、そのとき何を読んだのかが思い出せない(笑)
浄瑠璃ってのも見たことないしね。

今まだ「曽根崎心中」を読んでいるのですが
なんてポエムなんでしょう(笑)

だって、お話は不倫で心中って、ただそれだけなのにさ〜
景色の描写とかがそんなにファンタジーだなんて。
ってことは、これを浄瑠璃で見たらそのファンタジーは見られるのかしらね?
花が咲いてようが蝶が飛んでようが、結局あんたたち不倫じゃん!って思うんだけど
浄瑠璃ってのがその辺どんなものなのかさっぱり見当がつきません。


大丈夫。
まだ浄瑠璃に手は出さないから(笑)


そして
「あらすじだけ知っとけばいいかな〜」と思ってた「神曲」なんですが
やっぱし読まなきゃダメな気がして来た。
この前、本を見ただけで挫折したんだけど。

「地獄」と「天国」はなんとなく想像がつくとして
「煉獄」ってなに?

ベアトリーチェは女神なのかと思ってたけど
これって人間の女性なの?

ダンテがどこでどう苦悩して、どうやって誰に導かれるのか
さっぱりわからないじゃないの。
これ、一般的にみんな知ってることなの?
どこかで習った?

見るのがコンテだから、
もちろんセリフもないし、誰が何の役なのかくらい見てわからないと
ツライかな〜とか思うんだけど。

いえもちろん、そんなことは何にも考えずに
ただダンスとして普通に楽しんで見ればいいとも思うんですけどね。
(楽しいか楽しくないかは別として)

だって、2月の「中国の不思議な役人」のときに
ストーリーがわからなくて、終わってから解説読んで
「ありゃ、そんなお話だったのか」って思ったからさ〜
なんかちょっと悔しいわけよ。そういうの。

で、今こうやって近松をですね、
どうやって読んでいるかと言うと
段落ごとにまず原文で読んで、それから現代語訳を読んで
それで注釈をみるといろいろ細かいことがわかるんで、
また原文に戻ってみる(笑)

マニアックでバカだな〜と思いますが、やってみると意外と面白いですよ。
だから、「神曲」もなんとか注釈見ながら読めないこともないんじゃないかと。
甘いかな〜
時間は相当かかるだろうな〜

そしてですね。
公演の方なんですが。

出演者に知らない人が増えている。

誰〜???

だいたいが、カオスの公演なんてチラシも手に入らない。
私が行くような劇場には置いてないし、配ってもいない。
そして公式HPもほぼ放置状態だし。
(やっと最近この公演の情報が出ました。もうとっくに発売してるのに)

私の手元にあるのも
2月の公演のときにもらった、仮チラシのみです。
「公演決定」って書いてあるだけだよ。

で、気づいたら出演者の中にいらっしゃったのが和栗由紀夫さんという方。
初めて見るお名前です。
プロフィール見たけどよくわからない。
コンテの方なんだろうけど。

ってことは役柄的に必要だったってことなのかな〜と思ったので。
白河さんがダンテだと思うんだけど違うのかなぁ。
まあ、私は彼女の踊りが見られさえすればそれでいいんですけど。

マンガか何かになってませんかね?
近松はあるんだよね、里中満智子かな。
それならわかりやすいと思うのよ〜
もしくは誰か私に易しい解説をどうか。


マンガで思い出しましたが
先日、みすゞのひとり芝居を「女海賊ビアンカ」と表現しましたが
ご存知の方も多いことでしょう、これはガラスの仮面の中で
マヤが体育倉庫で演じたひとり芝居です。

ガラスの仮面は、おそらく私くらいの年代で
演劇なんてものに興味があった人には、
もはやバイブルですよね(笑)
役に立つかどうかは別のお話ですがね。

蜷川さんは、この完結もしてない長い長いお話の
どこいらへんをお芝居にしてくれるんですかね。
踊る真澄はあんまり見たくないような気もするんですけど(笑)
まさか、月影先生も踊りますか?


マンガ原作のドラマもかなりの数が作られていますが
舞台もホントに多くなったよね。
今年は「最遊記」も舞台化ですってよ。
あとドラえもんもね(笑)

まあ元祖はやっぱしベルばらなのかなぁ。
あれがなければ今の私はなかったことだろう。


そして舞台とは関係ありませんが今また読み返しているのが
「SWAN」(有吉京子)と
「テレプシコーラ」(山岸涼子)ですね。
自分の感覚が変わったんで、見方も変わったような気がして新鮮です。

そう言えば「プライド」の続きはまだ出ないのだろうか。
話がどこまでだったか忘れちゃうじゃないの。



今夜のN響アワーで、中村紘子さんのラフマニノフ2番。
う〜んイメージじゃない気がする。
ってことで、さっきまでBGMはドヴォルザークだったのですが
少し空が明るくなってきたのでボサノバに変えてみました。


あたしって脈絡ねえぇ!!

【2008/05/25 11:54】 | 音楽とか本とか映像とか | コメント(2) |
かけもつ時間帯
休みなのに、朝からひと仕事終えた感。
ちと、ぐったり(笑)

声楽のレッスンに行ってきました。

正直、先週に続いてわずか一週間しか間がないにも関わらず
前のレッスンが終わってから今日までに舞台4本も観てるってどんだけ。

そんな生活をしながら
自分をニュートラルにする作業が
大変でもあり、気持ち良くもあります。


今日は、ちょうど自分で感じていたのと同じことを
先生に言われました。
発声練習が大好きなの(笑)
こんなに気持ちいいスポーツはないね。
できることならず〜っと発声練習ばっかりやっていたいくらい。

現実にそうなったらつまんないけどね。

時間のない中で(時間がないのは自分のせいだし)
練習も限られる部分はありますが
でもちゃんと宿題して行ってきたよ。


今日のレッスン

コンコーネ25番 No.4
サルバトーレ・マルケージ No.3
ドナウディ歌曲集 「O del mio amato ben」 (ああ愛する人の)
オペラ「セビリアの理髪師」より 「Una voce poco fa」 (今の歌声は)

そして宿題ではなかったけれど
声が出ているからと一曲その場で追加(前にやった曲のおさらい)
オペラ「ジャンニ・スキッキ」より 「O mio babbino caro」 (わたしのお父さん)

不思議なもので、久し振りに歌うと
前よりラクに歌えるのな。
たぶん、力が抜けているんだろう。

楽しかった。
今日もいっぱい楽しかった。

ドナウディの曲を、今日仕上げにしようかどうしようか
先生が迷った挙句に
やっぱり次回までもう一回歌うことにしたのですが
宿題として言われたことは
「とにかく楽譜をすみずみまで全部とことん読むこと」

言われて初めて気がついたのですが
伴奏部分にすごくいろんな、歌にはない指示が出てるのね。
そう言う部分も含めて、すべての音符と記号と
メロディーと伴奏の関係とか、言葉と音符との関連とか。

それを読んでいらっしゃいと。

そしてレポート用紙5枚にまとめてらっしゃいと。

うそです。
それは言いませんでしたが(笑)

まあ、そう言う気持ちで勉強しようと思います。
ええ、私はそう言う意味ではオタクですから。


このところ
見るもの・聴くもの・読むもの・人から伝えてもらうものetc.
自分にインプットされてる情報がすっごく多くて
情報を整理するのにエネルギーをそれはたくさん使ってると思う。
でも、やめられないんだよね〜

楽しいから。

どれも全部いっぺんにやってるみたいな気がするけど。


でも、お休みなので
あとは少しまったりします。
どうせ天気悪くなりそうだし。


プチ情報。
「タン・ビエットの唄」 7月にシアテレで放送。
もう一度ちゃんと見たら、舞台で見た時のイメージは変わるでしょうか。
歌がもう一度聞けるのは嬉しいな。

【2008/05/24 17:59】 | 声楽関連 | コメント(0) |
誰にも言はずにおきませう
5/23夜  ムカシ玩具第9回公演  笹塚ファクトリー
作・演出・舞台美術・出演/舞香   
音楽・演奏・歌/いわさききょうこ


ムカシ玩具さん。
初めて観せていただきました。
諸事情あったとのことで、今は舞香さんおひとりの劇団です。


ひとり芝居。


まず印象を言わせていただけるなら
それはまさしく「女海賊ビアンカ」でした。
今日はそこまでわかる人を限定してないと思うんだけど?
ダメかな(笑)


開演前に「上演時間は2時間15分を予定しています」って言われてビックリ。
ひとりでしょ?
ひとり芝居よね?
休憩なしよ?


それは私にとって結構スペクタクルな体験でした。
いやそれは言葉の使い方を間違ってるかな。
本当にリアルなひとり芝居って、見るの初めてだったので。
(テレビの劇場中継でならある)
圧倒されました。
舞香さんその人の世界に。


彼女が演じるのは
「金子みすゞの生涯を芝居にしようと奮闘する舞香本人」
そして、
「その執筆の中で追体験する、みすゞの生涯」

取材旅行に出かけるところから始まる
みすゞを追いかける長い旅。
それは、数々の想いと共に、みすゞへの鎮魂の歌になる。

セットは小箪笥などの古い小さな家具だけ。
それが机になり、オルガンになり、お墓になる。


いい女優さんですね、舞香さん。
彼女が演じるみすゞは、子供時代からちゃんと成長し
いつもそこに相手が見える。 会話も聞こえる。


私は、みすゞの生涯って、ほとんど知りません。
いつだか松たか子がドラマで演じていたな〜と記憶してるんだけど
おそらくドラマはちゃんと見なかったんだろう。
知ってるのは、彼女が娘を残して26歳の若さでみずからこの世を去ったことだけ。

詩の方は、ちょうど私が大人になった頃にブレイクしたと言うか
詩集をきちんと全部読んだわけではないですが
それなりに結構目にすることもあったので、
まあいくつかは知っている、と言った程度なんだろう。

優しく、みずみずしく、素直でお茶目。
そんな印象のある作品の数々を残して
彼女がこの世を去ってしまった理由が
今現在、果たしてどこまで真実としてわかっているのか、
それも私は知りません。

だから、このお芝居の中のみすゞが
本当にそう言う気持ちでいたのかどうか。

それはまあ、確かめられないんですが
とりあえずは、今、舞香さんが追体験しているみすゞの人生は
それはそれは壮絶なものでした。

本名 金子テル。
みすゞはペンネーム。
由来は、信濃の枕詞(まくらことば) 「みすずかる」から。
(みすずかる、は 水薦刈る だそうだ)

そして、みすゞはテルの鏡。
テルの心を映し出す存在。

自分の居場所を求め続けて
「帰りたい」「自分でありたい」と願い続けた人生。

幼い頃に別れた実の弟を
それと知らずに愛してしまったこと。

結婚した夫に裏切られ続けたこと。

そして忌むべき病にとりつかれたこと。

そのテルが、みすゞという存在に語らせ続けたみずからの苦しみ。


テルの人生を一緒に追いかけていると、
その詩の数々が、
明るい言葉で紡ぎ出されているにも関わらず
その裏に隠された意味があまりにも苦しく悲しいものばかりで
そのことにショックです。

そんな意味だったんだ。
そんな気持ちで書いたんだ。


ずっとずっと、それがどこなのかもわからずに
「帰りたい」「帰りたい」と望み続けて
不幸はすべて自分のせいだと思おうとして
テルはどんどん壊れていく。

自分の中にある穢れた気持ちは
誰にも知られてはいけない。

没後50年経って、自分の作品が世に出たことを
テルはどう思っているのでしょうかね。


まあ、最初に書いたように、
このテルの生涯が、たとえば日記としてちゃんと残っているとか
当時を知る人に検証できたとか
そういうことがあったかなかったかも知らないので
これが本当のテルの生涯、みすゞの生涯だったのかは
わかってませんのであしからず。

舞香さんの作り出したストーリーかも知れないんで。


お芝居は本当に気持ち良かったです。
まさに一緒に長い旅をしました。
みすゞの愛と苦悩の生涯を一緒に。
音楽のボリュームだけもう少し下げてもいいんじゃないかな。
広い会場でもないから。


実は今日は、無料で見せていただきました。
このことについては、劇団ホームページや
チラシなどでもちゃんとその理由を紹介しています。
→  ムカシ玩具


タイトルの「誰にも言はずにおきませう」は
彼女の「露」という作品から。

この芝居を観た今となっては、あまりにも苦しくせつない詩です。

会場は超満員でした。
自由席なんで早めに入ったつもりでしたが
もう結構埋まってました。

そして、ソワレ3日目で、2時間超えのパイプ椅子は腰にきました(笑)


おとといはモンテカルロから霧のマンダレイへ。
昨日は大江戸ウエスタンランドへ。
そして今日は大正から昭和の山口県で、仙崎と下関を行ったり来たりよ。


さすがにたぶん消化しきれてない部分があると思われます。
これからゆっくり反芻します。

幸せ。

【2008/05/24 00:25】 | 観劇日記08 | コメント(0) |
ガンまげ
5/22夜 小劇団オールスターズ
演劇バトルロイヤル「ガンまげ」  紀伊国屋ホール

今回出演者多過ぎてめんどくさいので名前は割愛(笑) ゴメン。

割と急に見られることになりまして、楽しみに行ってまいりました。
予備知識ほとんどなしで、
これだけの数の出演者にも関わらず、知ってる人もほとんどなし。

一応チラシは見てたけどね。
でも演出家が体調不良で降板してたなんて知らなかった。
テレビ東京が主催だなんて知らなかった。
特番やったらしいじゃないの。
遅かったよ。 終わっちゃってたよ。
殺陣がAZURAだなんて知らなかった。
日替わりゲストが来るなんて知らなかった。

タイトルの意味も、
ずいぶん最近になって知りました。
(一応、観る前にはね)

「ガンまげ」はキャラクターの名前です。
着ぐるみです。
某テーマパークの「○ャンマゲ」のパクリです(笑)

でもね、それだけじゃないの。
「ガン」 VS 「まげ」のお話なんだ。
ウエスタン VS 時代劇。
(もっとも時代劇は「まげ」は結ってなかったけどね)

今ね〜ちょっと書きながら悩んでます。
ネタバレしてもいいものかどうか。
バレて困るほどのネタがあるわけじゃないんだけども
要するに「トラブルショー」だったんだよ〜そのまんま!
・・・って、そんなわかる人の限定された説明でいいのか?(笑)

だからさ、トラブルの内容と
それをどうにかこうにか対処して、元のストーリーに戻さなきゃいけないから
そのムチャな展開ぶりを、これから見る人には味わって欲しいと思って。

なのでこれから見る人はあんまし読まないでね。
なるべくバレない方がいいところはバラさないつもりだけど。


さて、チラシにも書いてあったストーリーは
長引く不況のあおりを受けて、合併した二大テーマパークでのお話。
その名も複合テーマパーク「天王洲大江戸ウエスタンランド」

忍者ショーで売ってる大江戸チームと
ウエスタンショーで売ってるウエスタンチーム。

このふたつがいがみ合っていて、
どうにもこうにも仲が悪い。

でも、イベント会場では同じステージでこの二つのショーを回さなくてはならない。
一週間のオープニングイベントの今日は最終日。
ウエスタンショーが無事に終わって、最後のショーはスーパー時代劇。

ところが大江戸チームに危機が訪れます。
でも、なんとかイベントをやりきらなきゃならなくて
考えて走り回って翻弄されるスタッフチーム。

ほら、まんまトラブルショーじゃん(笑)


大江戸スーパー時代劇の主演スター(兼アクション監督)原田隆之介に
我らの原っちこと、原知宏(D☆D)

対するウエスタンショーの主演俳優内藤鉄平に児島功一(劇団ショーマ)

かつては同じステージに立っていた役者仲間の2人だけれど
今はそれぞれ対立する立場。
その理由もあとで明かされるんだけども。

イヤどっちも堂々としてて、遜色なかったわ。


ステージは、そのままステージ裏です。
つまり書き割りの裏側で物語が進行します。
そしてそう言う場所ではやっぱりスタッフさんたちが面白い。
ディレクターやADさんや、衣装さん、大道具さん。

そして、このイベントのMCを務めている女の子と
ガンまげの着ぐるみに入ることになった、ヘタレ新人アルバイトくん。
この2人が、一応主役枠と言うか、アイドル枠。
まあほとんど芝居はしてませんが。

何しろ、日替わりゲストも含め出演者25人だもの。
しかも全部違う劇団から。
そりゃ大変だわ。
ひとつのカンパニーならねぇ、そんな人数でもいいけれど。

玉石混淆(ぎょくせきこんこう、ね)って言うのかしら?
上手い人もそうじゃない人もいて(笑)

前半はなかなかエンジンかからなくて
「あ〜今のもしかしてネタだよな〜笑うとこだよな〜」と思いつつ
客席もどう反応していいのかわからないところもあったけど、
でも後半になるにつれ、笑いも多くなってきて
個人的にはツボに入ったところもあって、私は結構笑わせていただきました。

悪徳材木問屋が出なきゃ話がつながらない場面で
どうにもならなくて、無理やりオランダから来た悪徳カステラ問屋になったりってのが
「マッチねだりの少女」を思い出して、関係ないところでおかしかったりする私。
だから、そんなわかる人の限定された(以下略)

印象に残ったのは
現場で指揮を取るイベントディレクター坂善役の本郷小次郎さん(劇団マッチョドラゴン)
そして原田の付き人で時代劇の黒子奈々子役の温井摩耶ちゃん(キャラメルボックス)
あとスーパー時代劇の花形女優摩夜役の高山奈央子さん(KAKUTA)

役柄的に恵まれてたってのもあるかも知れないけども。
すごく見てて面白かったし、芝居が安心な感じでした。
ほかもまあ、ばらつきはあるけれど
それよりも、この寄せ集めのカンパニーを自分たちが楽しんでる感じもあって
わりとアットホームな雰囲気でした。
お話も、最後はほのぼの系で終わる感じよ。

ってか、どこで終わりなのかわからなくて(笑)

ラストに、殺陣のショー(?)がちょっぴり。
あれはストーリーの中なのか、外なのか。
一応中のつもりなんだろうな〜
演歌歌手が歌ってたしな〜
すごく意味ないと思うけど(笑)そういう話だからな〜


イヤ!ここではもう原くんがカッコイイですってば。
ただでさえ、着流しに刀さしてるだけで、
それだけで私的にはもう充分満足なんですが。
よくぞ殺陣まで頑張ってくれました。
そしてやっぱりAZURAの殺陣だった(笑)

なんたって、うちの男前担当だから。
すっかり細くなって男っぷりも上がっちゃったから。

着物がもう少し違う感じだったらな〜
いや、今回の衣装の意味はわかってるんですけどね。
まあ、首にスカーフってかマフラーみたいなの巻いてたから
そこは合格♪
あ、髪型はね、襟足長めのオールバック風。


いつかうちの子たちに、刀を持たせたい、ってのは
もう私の野望と言ってもいいくらいだけれど
実際にはダンサーに怪我をして欲しくないので
アクションはやるとしてもほどほどにしといて欲しい。
本格的な殺陣をやるには相当の訓練を積まないと。

カッコだけならもういつでも大歓迎よん。

クリスタルセレナーデでは「エア仕事人」をやってくれて
それなら確かに怪我はないけどね(笑)


すべてにおいて、ツッコミどころも多いお芝居でしたが
でもまあ、こっちもイベント見に来たみたいな感覚で
学園祭の演劇部のステージわりと面白かったね〜、みたいな。

2時間ちょっとかかったな、と思ったけど
少し押して始まったから、まあ2時間ってところかな。
最後の挨拶は、グダグダになるくらいならなくていいですよ。
休憩なしです。
DVDは出る予定。

そして、関係する劇団が多いからしょうがないんだろうけど
入り口でチラシの束もらって、その重さにビビったよ(笑)
厚さがレミゼのパンフくらいあるんだもの。


きのうのマンダレイの記憶が学園祭になっちゃったよ。
まあ、楽しかったからいいか。
明日もうひとつお芝居を見ます。

がんばれ、あたし。
【2008/05/23 00:18】 | 観劇日記08 | コメント(2) |
レベッカ
5/21夜  シアタークリエ
山口祐一郎 大塚ちひろ シルビア・グラブ 石川 禅 吉野圭吾
治田 敦 阿部 裕 KENTARO 伊東弘美 寿ひずる ほか

なんだかクリエと帝劇とで、
「東宝A組B組」とでも言うような
「ふた組に分かれて公演してまーす」ってな雰囲気がありまして。

いや〜これほどまでに違うミュージカルを見られるってホントに幸せ♪
楽しかったぁ〜!

サスペンスですからね。
そりゃ確かにネタバレはできませんが。
(もう公演始まって一ヵ月半も過ぎて、ネタバレもないもんだが)

なんか、上質のドラマを見た感じ。
(崖も出てくるしw 火サスかよ)
またはミステリーを一冊一気読みした感じ。
要するに今日はストーリーに集中できたってことね。

ハコが小さいってことを考慮に入れても
セットはそこまで豪華でもないし。
派手な演出もないし。
オケ(見えないけど)の音もややチャチだし。
そういうとこでは帝劇と比べたら不利かなって思うけど。

だけど、クンツェ&リーヴァイの曲がまあ
説得力のあることったら!
もう帰ってきてすぐに歌えちゃう感じよ。
今回楽曲はワイルドホーンよりも私はこっちが好みでした。

さっき、セットが豪華じゃないって書いたけど
確かにそこまでのゴージャス感はないものの、
セット自体はものすごく好きですね。
あれはゴシック風って言ってもいいのかな?
(そういうと違うものになっちゃうのかな?)

暗めの色彩と、時にゴールドに時にシルバーに見える唐草模様。
照明にブルーとグリーンを上手く入れることで
背景がすごくニュアンスのある色になる。

ちょうどワイルドのときのオギーの使った色よ。
・・・って、そんなわかる人の限定される説明でいいのか?
もっとも、照明自体もものすごく凝ったものってことでもないです。

その背景に、
黒いドレスのシルビアが登場すると
黒が刺し色になっていいですね。
サッと不吉っぽい影が落ちるみたいで。

今回は緞帳を使わずに、代わりに絵の入った紗幕を使っていますが
この絵が、大きな門の向こうに、
霧のかかった木立が続いているような感じで。
すご〜くありがちな構図なんだけど
もうそこからサスペンスの世界に素直に入れちゃう。

セット転換も、ごくごくありきたりです。
出す。引っ込める。吊りもの下げる。上げる。

だけどストーリーに集中できて邪魔にならないからいい(笑)


・・・とか、言い切っちゃうくらい、芝居が面白かったです。
ストーリーが面白かったと言うよりは、
やっぱり芝居が面白かったって言うべきだと思う。
あと、歌ね! 歌よ!

よくこの歌を、シングルキャストで3ヶ月やろうと思いましたね?
大変よ?

大変なのはちひろちゃんとシルビアです。
ほかもいい曲いっぱいあるけども、
なにしろこの2人の占める割合が大きい。

特にシルビアの歌なしでは、この舞台はまったく成り立たないと言ってよかろう。
すごいわ。鳥肌たったわ。
今もあの「レベ〜〜〜〜〜ッカ〜〜〜〜〜〜」って歌が耳に残る残る。
低い音使ってるから、難しいと思うのよ。
いや、聞かせますってば。

歌だけじゃなくて、凄みもきかせます(笑)
ドスもきいてるな。
怖いよ。
ホントに怖いよ。

でも、悲しい場面でもせつない場面でもないのに
彼女の歌が胸に迫りすぎて、なんだか涙が出ちゃうのよ。



ちひろちゃんも頑張ってた。
すご〜く上手いってわけでもないけど、でも芝居を語る歌が多いから
言葉が明瞭で、声は澄んでて、音程も安定してて
歌がセリフとしてちゃんと成り立ってる。

ただ、後半になるにつれて
地声と裏声の切り替えがツラくなってくる感じがしました。
出ずっぱりだもの。

ストーリーの途中で、彼女に変化が訪れるわけなんですが
たぶんそれまでの前半部分で子供っぽさを出そうとしてるんだと思うんだけど
スカートをぎゅっと握り締める動作が多くてそれが気になった。
後半はなくなったから、演技としてわざとやってるんだよね。
何回かならいいんだけど、そればっかりが目に付くので
どうにかそれに代わるものを工夫できればいいのにな。

小走りに歩くのも、わざと子供っぽくしてるんだよね?
いかにも「演技してます」風になっちゃうのが、ちともったいない。



正直、マキシムはもうどうでもいい(←山口さんゴメン 笑)
あくまでストーリーは
「わたし」と「ダンヴァース夫人」と「レベッカ」の3人の女性の話だ。
この3人の女性がすべてを引っ張っています。
3人のからまり具合を見るお話です。

う〜ん。斬新だね。
だってひとり出てないんだもの(笑)


シルビアとひずるさんの並びに見覚えが?と思ったら
私は暮れにピアッツァを見たんだったわ。
これに伊東さんが加わって、なんか女優陣の迫力あること。



禅さん、すごくいい人の役〜♪
特別難しいお芝居が必要な役じゃないと思うし、
重要な役だけど芝居で目立つというわけじゃないです。

なのに。

歌うとなんでそんなにカッコイイんだあああああ!!

本当にこの人は歌ってナンボの男前。
東宝随一の歌うマダムキラー。
歌われたらヤバイです。
メロメロです。
もう一生ついて行きます。
それはウソだけど。


そして対極にいるオトコ(笑)
圭吾さんめっちゃアヤシイ役〜♪
なんか芝居してるって言うよりも、素のままって感じもするけど。
芝居目立ち過ぎですよ?
そこがいいんだけどね〜

そして。

これまた歌って踊る。
なんでそんなにムダにカッコイイんだあああああ!!

やっぱりこの人は妖しくてナンボの男前。
立ち方ひとつが危ないマダムキラー。
なんなのよ、そのダンスは。
そのセリフは。
その流し目は。
その笑い声は!!

もう絶対に圭吾さんにしかできない。断言。



ま〜そんな芝居と(どんな芝居だよ)
ちひろちゃんの頑張りと
シルビアの迫力と
見えないレベッカの押し迫る影とで
とっても楽しかったです。


あ、山口さんに触れてない(笑)

マキシムいいんだけど。
もちろん山口さんの歌もいいんだけど。

でもなんとなく雰囲気がお父さんみたいなんだよ。
「わたし」といると親子みたいなの。
年齢の離れてるカップルだから、もちろんそれでもいいんだけどさ。

ある意味、マキシムも圭吾さんにやらせてみたいと思ったりします。
まだ若すぎるかなぁ。そんなことないよね。
あ〜禅さんもいいかも〜
要するにもう少し狂気が欲しいかなって。

岡さんではイメージ違うんだよな〜
綜馬さんでもお父さんみたいかな〜
今さんはちょっとエキセントリックな部分で頑張ってもらったらいけるかも。
市村さんはイメージは私の中ではすごくいいんだけどさすがに年上過ぎるし。
別所さんでは健康的過ぎる。(←ウーマン見た人、そうでもないですか?)

って、別にキャスティングする必要はないですね。
そんな遊びも楽しいのよね〜。


ってことで、以上ネタバレなしで楽しい感想でした。
あぁ満足。


初めてのクリエだったんですが、
いろんなところで言われてたこと納得ですね(笑)
もうちょっとだけでいいから、ゆとりと言う名の趣(おもむき)が欲しい空間でした。


カテコでの
禅さんと圭吾さんの並びが、何かとってもお得なものを見たような感じで(笑)
ホントに幸せだわ。
なんかジャレてたし。


もう一回見たいかなぁ。
6月はさすがにもう取りにくいのかな。
曲がとにかくまた聴きたいです。
今日は本当にこの耳に残った曲を反芻しながら帰ったので
珍しく帰りの電車でウォークマンのスイッチ入れなかったわ。


ま、6月は自分にそんな余裕があるまい。


【2008/05/22 00:08】 | 観劇日記08 | コメント(0) |
お仕事をちゃんとしましょう
ああもう
天気がよくってじっとしてなんかいられない気分なのにーー。
外に出たーーーーーい。


集中力が切れたので
(もともと蜘蛛の糸くらいの集中力しかない(笑)すぐ切れる)
あちこちどうでもいいことを拾い読み。


プチプチClub7(トークショーね)でお二人は
どうやらあの衣装を着たらしい。
あああ、あの衣装で7人そろったところをどうかどうか映像で私に!!
オープニングだけでいいから!
それで我慢するから!



黒王子は情宣で大阪へね。なるほど。
いつも思うんだけど「情宣」って言葉が
なんとなくやらしい響きに思えるのは私だけ?(* ̄- ̄)
「情」ってのがいけないと思う。
情報宣伝だから仕方ないけど。
番組宣伝なら「番宣」だから気にならんのだが。

そして「キャラメルのダンスがお好きな方は」と言われてしまいましたが
ゴメン、私はキャラメルのダンスがあんまり好きではありません。
ほら〜マニアだからさ〜しょうがないよね〜
(一応言い訳)

悦子先生は、やっぱりそれなりにいつも
「キャラメルっぽく」って思って振付けてるんだろうなぁ。
悦子先生の中のキャラメルの位置づけってどんなもんなんだろうなぁ。
だってさ。みんな、知ってる? (←誰に向かって聞いてる?)
悦子先生は一世風靡セピアを振付した人よ?

そして私は来月、キャラメルよりも先に
悦子先生振付のDTFを見ま〜〜〜す!!
そうだ、もうずっと前からいつもDTFと書いてしまうけれど
それって何? って人もいます?

DOWN TOWN FOLLIESってショーがあるのさ。
今年はvol.5になりました。
玉野先生のブログが笑えます。
今年はメンバーチェンジがあったにもかかわらず
「全然新鮮味のないいつものメンバー」って。
言われてますよ師匠!

師匠と言えば、月刊ミュージカルの中で
SwanのActについても語ってくれてましたね。

あ、DTFについてだった。
今年は何をやってくれるんだろう。
名物キャラ「ノリオくん」はぜひ希望〜♪歌穂さん大好き〜!
マリリンもきっとやってくれるよね。
あ〜6月だからな〜バースデーに名乗りを上げてしまいたい(笑)
マリリン(とマガイ)にHappy Birthday〜 って言われたい。

そして、師匠に圭吾さんのあのラテンなエロさは出せるんでしょうか。
それとも今回は師匠のために新企画がたくさん用意されるんでしょうか。
円形劇場じゃないので、なんだかいろいろ想像しがたい。

あ、ずっと前からいつも師匠と書いてしまうけれど
それって誰? って人もいます?

師匠は平澤智さんです。
うちの子たちには師匠なもんで。

今回はDTFのレギュラー吉野圭吾さんが出られなくて
その代わりに平澤さんに白羽の矢が立ったのですが
実は「シューズオン」のときにも最初は代わりだったんだよ。

レギュラーだった本間さんが出られなくて、代わりに平澤さんが入って
そして翌年からは本間さんが戻ってきたにもかかわらず
平澤さんもちゃんとレギュラーに残ってた(笑)
つまり男子がひとり増えたのよ〜。

そのおかげで
「ウォーリーとポーリー」という素晴らしい名物キャラが生まれたわけですが。

ああ思い出すと泣けてくる。(←おかしくてw)

玉野先生。
お願いですからシューズオンを復活して!
帰ってきたシューズオン。
シューズオンフォーエバー。
もっと危ないシューズオン。
どれでもいいですから。

え?出演者の体力が持ちませんかそうですか。しくしく。

まあいいかぁ。
とりあえずはロミジュリもちょっと楽しみになってます。
だって今回は見る人いっぱいになったから(笑)



よしっ!
吐き出したからスッキリっ!
仕事仕事っ!!


【2008/05/21 13:10】 | ひとりごと | コメント(3) |
育ってきた道
朝。
大雨洪水警報だよ〜会社行くのヤダな〜
と思いながらテレビを見ていたら
平川地ブラザーズ解散の報。

あらら。

なるほどね。
うんうん。
まだ若いんだからさ。
たくさんやりたいことを探して行っておくれ。

とりあえず、舞台はお疲れ様でした。
次のステージも頑張れ。


さて。
今では年に一回くらい観るか観ないか、というほどまでに
ご無沙汰してしまった宝塚なんですが。
最近、これだけさまざまな違う舞台を観ていてつくづく思うのは
自分が本当に「宝塚育ちなんだな〜」ってことですね。

うん。
まさしく宝塚に育ててもらいました。
だから基本は今でも、何でも宝塚だ。

本当に毎公演欠かさずに一生懸命観ていたのは
中学の三年間だけです。
しかも、観劇体験の始まりは宝塚ではなく四季のファミミュ。

だけど、おそらくは一番感受性が強くて一番純粋だった中学時代に
刷り込まれたことはとてつもなく大きいんだろう。

「カーテンコール」ってものの存在は
高校生になって、自分の意思で四季とか東宝を観るようになってから気づきました。
それまでは、舞台の終わりは必ず「フィナーレ」だと思ってた(笑)
(さすがに、宝塚以外では羽根と階段がないことには気づいてたよw)

オケピの生演奏はあって当たり前だと思ってた。

主役の開演アナウンスもあって当たり前だと思ってた。

二本立ては普通のことだと思ってた。
一回の公演に80人出てることも普通だと思ってた。
ミラーボールっていつも使うものだと思ってた。

永遠と書いて「とこしえ」って読むことも
顔と書いて「かんばせ」と読むことも
フランス革命も、壬申の乱も、新撰組も、山本周五郎も、南北戦争も
全部宝塚で勉強した。

セリだとかサスだとかスポットだとかスモークだとか
紗幕だとか花道だとかカーテン前だとか客席降りだとか
緞帳だとかロビーだとか千鳥だとか段上がりだとか
センターだとかS席だとかタケノコ席だとか
お披露目だとか地方公演だとか再演だとか役代わりだとか
原作だとか脚色だとか当て書きだとかダブルキャストだとか
顔合わせだとか本読みだとか振付だとか振り写しだとか
舞台稽古だとか初日だとか千秋楽だとか。

全部宝塚で勉強した。

脚本家や演出家によって作品が違うってことも
振付の先生によってそれぞれダンスの個性が違うことも。

そして、結局それが今もどこか基本にあるんだなぁ。


・・・と、最近しみじみ思います。
いろんな舞台に数多く触れれば触れるほど、
自分の中に「かつて学んだこと」があることに気づく。


宝塚にしかないものもいっぱいあったけどね(笑)!
銀橋。エトワール。ロケット。ダブルトリオ。

逆に宝塚がどれほど特殊なところかってことも今ではよくわかる。
あ〜観たくなったな〜


舞台ってホントにおもしろいなぁ。
明日は初めてクリエに足を踏み入れます。
場所はそれこそ勝手知ったる行きなれたところなんだけど。
うふふ。
楽しみ。



【2008/05/20 21:41】 | 舞台関連 | コメント(0) |
病んでる?
今日は山野楽器の前を我慢して通り過ぎ。

吸い寄せられそうになったけど、
でも入るとまた出られなくなるから。

そして、その先の教文館へ。

今日のお買い物はこれ。

かもめ

「かもめ」 チェーホフ

7月に観られることになったから。


でもね。
この本を手にとるよりも前に、
すでに2階(和書の階)の階段を上がったところで
寺山修司フェアにつかまってしまって。
(そんなに目につくところでやらないでくれ)

うわ〜ん。
すごかったよう。

買おうかどうしようか最後まで迷ったのがこれ。

青女

「青女論」 寺山修司

イヤ別に本なんか何をどれだけ読もうが勝手なんですが。
でももう少し健康的になろうよ、自分!
って思って。
ちゃんと棚に返して来ました。
今度読もう。


その他に迷ったのがこれ。

神曲

「神曲」 ダンテ

これも遠征決めたから(笑)
できることなら読んでおきたいと思ったんだけど。

これ、上・中・下の3冊もあるじゃないの。
しかも、全部旧仮名づかいで、
さらに、本の半分くらいが注釈じゃないの。

あまりにもハード過ぎて、読む前に挫折。
ちくしょう。
いつか挑戦してやる。


とか言いつつ。
結局もう1冊買ってしまったのがこれ(笑)

曽根崎

「曽根崎心中」 近松門左衛門


どうした、あたし!
どこか病んでるのか!

どんな趣味だよ自分・・・( ̄- ̄;)


だって、現代語訳つきで面白そうだったんだもん。
(寺山修司を却下した意味はどこにあったのだろう)


え〜
今日はいかにも山野楽器を我慢した風なことを書いていますが
それはたまたま今日のことで
もう先週すでに吸い寄せられてストラヴィンスキー買っちゃったから。
ペトルーシュカ。


今年はなんだかとても変。
(だけど楽しいのさ)




【2008/05/19 23:21】 | 音楽とか本とか映像とか | コメント(0) |
近況
・・・を、人に報告するって難しいですね。
あ?私だけか。

説明しづらい近況だから(笑)


昨日はお友達とランチ。
もうそろそろ付き合いも30年になろうかと言う学生時代からの古いお友達です。
一年に一回くらいこうやって会っています。

お互いが住んでるところの間をとって新宿で会ったのだけれど
いつも地元で働いている彼女は、めったなことでは都会に出てきません。
彼女の方がどっちかって言えば電車一本で出られるから便利そうなのにな。
「だって出てくる用事がないんだもん」って言われると
なんと答えてよいものやら。

こんなにしょっちゅう東京中をウロウロしてるとは、さすがに言いづらい(笑)

いくら古い付き合いの友達とは言え、
もともと昔からあんまり私の趣味については興味がないし、
やっぱり今の私の状況を理解してもらうのは非常に難しそうだったので
まあ、そこそこ毎日楽しく元気だということで、お茶を濁してしまいました。

たまには彼女にも、お芝居の話や音楽の話もしてみたいのだけれど。
なぜかその辺は敬遠されてしまうので、
こちらも話すのをついつい遠慮してしまいます。
あんまり不思議そうに、宇宙人を見るような目で見られてもね。

別に世間に恥ずかしいことをしているわけではないのだがな〜
人に言えないような場所に行ってるわけでもないのだがな〜
なぜこんな、日陰の身のようなコソコソしたことに(笑)
全部正直に言ってドン引きされるのと、どちらがよかったでしょう?

本音を言えば
ドン引きされる方がまだ少しはマシだと思うなぁ。
わからないとか興味がないとか言われて、最初から聞いてもらえないよりも。

これは私が、
自分の知らないことでも何でも知りたがると言う
好奇心の強いイキモノだからでしょうか。
私だったらたぶん、自分のフィールド外の話なら余計に聞いてみたい。


だからと言って別に会うのがつまらないお友達じゃないですよ。
それなりにスイーツ(笑)なガールズトーク(笑)で盛り上がりました。
って・・・  いったい私たちはいくつなんでしょう。(ノ_-。)




近況と言えば、
私たちにとって楽しみなのはやっぱり作品関連の公式HPだとか
役者さんのブログだとか。


全然のぞいてもいなかった王様ブログを見に行ってみたら
何よ〜これじゃ〜おやつブログじゃん!ヾ(-_-;)
皆でメタボまっしぐらなカンパニーではちと困りますよ。
出演者の皆さんで和気藹々と楽しい休憩タイムをすごすのは
もちろんもちろん大歓迎でございますが
せっかくしぼったダンサー体型、ちゃんと維持して下さいねリーダー!
お願い。
(人にえらそうなことを言う前に自分がちゃんとしろとも言う)

そしてなんとサンディー先生のお名前が。
まあ、フラのカリスマじゃ〜ありませんか。
ホントに本格的なフラなんですね。
誰が一番踊るんだろう?羽野晶紀ちゃんかな。



あと、ハーフタイムのネタバレ稽古動画が。
すごいな。ここまで出すんだ。
珍しいよね。いつもかなり神経質にネタバレ気にするのに。
スポーツってのはそれだったのか。
ふむふむ。キャラじゃないな(笑)

ちょっと楽しみになりました。


でもその前に、
さあ5月もいよいよ終盤です。
いろいろあるのよ。
頑張らないと!




【2008/05/19 15:18】 | ひとりごと | コメント(0) |
ああ愛する人の
声楽のレッスンに行ってきました。


午後から博品館の予定だったので
珍しく朝からのレッスンでした。
普通はあんまり朝からやらないらしい(笑)

たまたまいろんな日程の都合が重なって
なんと一ヶ月ぶりのレッスンになってしまいました。
やっぱり先生とのレッスンが楽しいので待ち遠しかったかも。
おかげさまで声も元気です。

そして。

先日
「楽譜通りじゃないからお手本にならない」 と書いたマリア・カラス。
なんと!これがお手本になりました!
ちょっと説明するのは難しいのだけれど。

先生から
「ここはこういう風に書き直して」 って何ヶ所か指示が出ました。
先生の言うとおりに鉛筆片手に楽譜を上書き。

たまにあるんですよね、こういうこと。
おかげでまたマリア・カラスが聴けます。
まあさすがにカデンツァはまだ私には無理なので、
そこはお手本にはできませんけれど。

カデンツァってのは、
う〜ん、ジャズのセッションで言うところのアドリブみたいなもので
歌い手さんの超絶技巧の見せどころです。
いいな〜。できるようになったらカッコイイな〜。

でも先生ったらヒドイのよう。

宿題だった曲って、自分で申告するのね。
今週はコンコーネが何番で、アリアはこれとこれです、とか。

そしたら。

あんなに苦労して必死で音を取って行ったのに
(しかもピアノもまともに弾けずに地団駄踏みながら)
「セビリアの 『今の歌声は』 です」 って言ったら先生、
「うわ〜」 だって(笑)

自分で宿題出したのにっ。



昨日のレッスン

コンコーネ25番 No.3
サルバトーレ・マルケージ No.2
ドナウディ歌曲集 「O del mio amato ben」 (ああ愛する人の)
オペラ「セビリアの理髪師」より 「Una voce poco fa」 (今の歌声は)


次は来週です(笑)
譜読み間に合わねぇ!!
(だっておでかけ予定がいっぱいなんだもん♪)



そしてついでに書いておこう。
昨日の夕方、娘と舞浜デートだったのですが
すご〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜く久し振りに映画館で映画を見ました。
(私、映画見ないから)

見たのは、ディズニーフィルムセレクションより
「シリー・シンフォニー・シリーズ作品集」
1929年から1939年までの短編アニメ映画9本立てです。

その中でも一番の目的は「Flowers and Trees」(1932年)を
スクリーンで見ることだったのですけれど。

いや〜9本とも大満足〜!!
この時代にこんなに上質のアニメーションを作っていたなんて
やっぱしディズニーすごいわ。
可愛くって面白くってブラックでシュールでセクシーで(笑)
きっと子供が見るものじゃなかったんだろう。

字幕さえ一切入らないスタイルでしたので
タイトルが出たときに「何の話?」って考えるのもまた楽しかった。


見終わったあとは
サンルートプラザ東京に移動して、母娘ブッフェディナー。
食べまくったと同時に、しゃべりまくったこと!
母娘マシンガントーク炸裂。


ちなみに、ブッフェ代は娘が
「今日は私が誘ったし、母の日なにもしなかったから」って
おごってくれました。
よくできた娘だと思うでしょ?

でも娘よ。
DTFのチケット代は私が出してるんですけど?

もう〜DTF高いんだから〜〜〜



【2008/05/18 20:00】 | 声楽関連 | コメント(0) |
あの頃のまま
5/17昼  博品館劇場
寺泉 憲  井上純一  林龍之介・林直次郎(平川地一丁目)
葛城ゆい 藤澤志帆 柏原直人 河野直樹
森 新吾・小寺利光(DIAMOND☆DOGS)
岩沢幸矢・岩沢二弓(ブレッド&バター)

今日のゲスト  村上てつや(ゴスペラーズ)


あああああ。
楽しかったあ〜!

とても素直に大人の人が楽しめる
上質のDRAMA&LIVEのステージでした。


とは言え。


え〜すいません。
私はもうとりあえず、ブレバタのお2人にも平川地のお2人にも
正直何の興味も思い入れもなく
ただうちの可愛い息子たち(笑)が見られさえすればそれで良かったんです。
ええもうそんな不順な動機です。ゴメンナサイ。 

でも、そんな私でさえ、
思った以上に楽しかったです。
そしてもっと言えば、
邪念(笑)を持たずにもっともっとまっさらな気持ちで見ていたら
かなり心にグッと来るせつない泣けるストーリーでもあり
生のLIVEの臨場感も手伝って、号泣のステージになっていたかも知れません。

と言うことで、先に普通の感想を(笑)


79年のブレバタのヒット曲「あの頃のまま」(ユーミン作詞作曲)を
そのままモチーフにしたストーリー。
2人の男の、青春の苦い思い出と友情。
33年前のできごとが、今不思議な形でよみがえる。
そんなお話が、歌と共につづられてました。

親友のコウタとタダミチを演じるのは寺泉さんと井上さん。
その33年前の青年時代を演じるのが平川地一丁目。
いつのまにかこんなに大人っぽくなってたのね(笑)

ストーリーはめんどくさいので省きますが(ゴメン)
現代と33年前が無理なく行き来して、
その上これまた、無理なくブレバタの歌が芝居とLIVEをつないでいく。
うまい構成だなぁ、と思いました。

最初のうちこそ、
私には少々芝居のテンポが遅く感じられて
「話がなかなか進まないよな〜」とも思っていたのですが
たぶん、それでいいんだと気がついた。
このテンポでつづるべきお話だったから。

どういうわけか70年代の雰囲気をもともと持ってる平川地(笑)
なぜキミたちはそんなに昭和っぽいのだ。
歌を聞いていても、妙なその上手さがより昭和っぽい。
お芝居は初めてということで、そこはまあ、まだまだだけども、
でも今回はその雰囲気と存在感が
ストーリーをリアルにしてくれていたような気がします。

お芝居はおじさんたちがちゃんとやってくれたからね(笑)

60年代生まれの私は、一応ブレバタの曲はなんとなく耳にはしているけれど
でもよく知っていると言うわけでもなかったので
曲を知ってる人にはすごくよかっただろうなぁ、と思った。
だってね、ブレバタの2人も、そしてバンドさんたちも
もうみ〜んないいおじさんなんだよ。
でもね、その音にすごくエネルギーがあった。
それって結構スゴイんじゃないかと思った。

だって、ライブって普通そんなに連日やらないでしょう?
でもこのほぼ2時間半の公演を約一週間、
それも一日2回公演の日だってあるわけだし、
なかなかハードなステージだと思うんですよ。
芝居があいだに入ることで、それなりに段取りも大変だったろうし、
平川地を入れた演奏とか、彼らバージョンのアレンジとかも。

だから、
この元気なおじさんバンド(ほめてます!)が奏でる音のおかげで
この構成とストーリーに厚みも出たし、説得力もあったと思う。
そこにわりと感動しましたよ。
ブレバタと平川地という、世代の違う兄弟デュオの不思議なシンクロ感もね。

あとはね〜、タダミチの消息ね。
明日ね、ってコウタが帰ったあと紗幕が下りて
サスペンションがタダミチとマリエの2人に落ちた瞬間にガーン、って思った。
えっ?そういうことなの?
ヤダよ、そう言う話。 泣け!って言うの好きじゃないんだよ。

しらじらしくならなかったのは、
役者さんたちのお芝居がとても自然だったからなのでしょうね。

マリエの藤澤志帆さん、私はたぶん初めましてだと思いますが
若いのに落ち着いたお芝居ができるのね。
もともとの声がいいし、話し方がキレイ。安心して見ていられる。
感情がもう少し伝わってくるともっとよかったと思うんだけど。
だってマリエって、そのおとなしげで優しい雰囲気の中に
かなりの強さと情熱を持った女の子だと思うから。
そうでなけりゃ、いくら事故があったとは言え
コウタもタダミチも思いを持ち続けることはできないでしょ?
雰囲気のある女優さんだと思うので、あえてそんな要求を。

そしてママの葛城ゆいさん。
名前見てたぶんそうかなと思ってたけど自信がなくて、
顔見てやっぱりそうだと思い出した。元宝塚の葛城さんですね?
踊れるわけよね(笑)
不自然なくらい明るい口紅と、ストーンとした形のワンピースが
ホントにあの時代の、サーファーたちが集まる店のママって感じで(笑)


そしてうちの子たちのお芝居よ!
もうホントに頑張ったよ〜
いつのまにかこんなに堂々と、お芝居も上手くなったもんだわ。うんうん。

33年前の人にはあんまり見えなかったけど
ギョーカイ人の新ちゃん。
ちょうどうまいこと平川地のちょっとお兄さんでイイ感じ。
お芝居の中でもダンス見せてくれて嬉しかった。
芝居の本筋じゃないときのお芝居が本当に細かくて
とってもイキイキしてる。
33年前の、そこでいつもの常連さんがたむろして笑ってるその雰囲気を
とっても作ってたと思います。
ここが楽しくないと、おじさんたちが時代を振り返れなくなっちゃうからさ。

そして新米AD役の利くん。
日頃から細かく気が利いて、なんでも器用にこなす彼が
出来が悪くて怒られてる役だってのが変(笑)
なのに、そのヘタレっぷりがちゃぁ〜んと演技できるんだもん。

カフェのオープンの時の、
あのセリフのない、たった一人っきりの長い長いお芝居。
そう、彼の表情がその場面を見ている人のすべての感情を表す場面。
いつからそういうお芝居できるようになったの?
利くんの、グッと涙をこらえた、ちょっとだけ鼻が赤くなったその顔に
こっちも思わずうるうる。

そういうの見ただけでお母さんは泣けちゃうね。


まあ、そういう具合でありまして、
ブレバタの曲も平川地の曲もよく知らずにいた私でも
ストーリーは充分に楽しめたし
きっと誰が見てもしっとりと楽しめる舞台だったと思います。




だけど。



冒頭に申し上げましたが、とにかく私は邪念だらけで・・・(ホントにスイマセン)
なぜって、博品館に帰ってくるのが早過ぎたのよ。
あまりにもSwanにハマり過ぎて、この場所へ来たら引きずっちゃったのよ。

劇場にというよりも、もうトイパークに一歩足を踏み入れた瞬間からだ(笑)
もう全身によみがえっちゃって。

ロビーの雰囲気も違うのに。
お客さんも違うのに。

客席について客電が落ちたらもう、銅鑼が鳴るんじゃないかと思っちゃって。

カフェのセットだってわかってるのに
テーブルと椅子3つがせつなくて。
黒赤青の鳥が今にも下手から出るかと思っちゃって。


重症(笑)


だから結構余計なことに気が行ってました。
村上リーダー、胸のボタン3つも開いてるな〜とか(笑)


そして、とにかく息子たちを見るので忙しかった!
だって意外と出ずっぱりだったんだもん。
しかも最後のLIVEでは、2人だけがお色直ししてダンスタイムだもの。
なんだよ、あの衣装は〜反則だよ〜
それまでの2時間を全部そこで持って行かれましたがな。
TAPも見せてくれたし。
もうキラキラ過ぎて大変だよ。

あれは即興と言うか、
特別ちゃんと振付されたのではなく、
彼ら2人が相談してバランス見て自由に踊ってるってことですね。
途中の振りなんかJust do it そのままだったし。
まさか今日この振りを見るとは思わなかったよ。 しかも利くんで。
千秋楽のKiss me baby の衝撃がよみがえるじゃないの。

さらに反則行為。
2人途中で帽子を交換。
スイマセン誰かイエローカードを彼らに。
ケガ人が出ます(笑)危険行為です。

そして上手と下手で同時に踊るのはやめてくれ。 ツライ(笑)



ま、そんな邪念の入った楽しみ方ではありましたが。
大変にいいステージではなかったかと。
満足です。



今日はね〜
実は私のスケジュール、3本立てだったのよ。
午前中にレッスン、そして午後これ見て、夕方から娘とデート。
非常〜に濃い一日でした(笑)

ハイになり過ぎてて眠れない・・・




【2008/05/18 01:25】 | 観劇日記08 | コメント(0) |
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