9/7夜 観て来ました! in 銀河劇場
シャイロック 市村正親
バサーニオ 藤原竜也
ポーシャ 寺島しのぶ
ジェシカ 京野ことみ
ネリッサ 佐藤仁美
ヴェニスの公爵 団 時朗
アントーニオ 西岡徳馬
ほか
ってか、朝から台風のせいで電車は止まるし
出勤するのに超大変で泣きそうなほどだったのですけれど
そんな状態の中でも 「今日は舞台がある!」 と思えば
飛ばされそうな傘を必死で押さえつつ鼻歌交じりで笑顔で出勤です。
足びっしょびしょだったけどさ・・・
それでも楽しいとてもゲンキンなあたし♪
やっぱり元気の源ですわ。 幸せ(笑)
ディズニーシーのアトモスちっくな感じで始まった約3時間のシェイクスピアの世界。
楽しかったぁ!
いやホントに楽しかったです。
ホントよ。
でもちょっと複雑。

やっぱりお話がね・・・
所詮私たちの文化にはない
「キリスト教徒のユダヤ人差別」 と言うのが
頭では理解しても気持ちがついていかない部分がありますわね。
だからさ〜〜〜〜〜〜
市村さんの芝居が説得力があるせいかもしれないけど
シャイロックがあんまりにも惨めと言うか可哀想…って気持ちになっちゃって。
まあ、その部分はその部分として、
いわゆる喜劇としてのお芝居はすっごく楽しかったです。
藤原くんはメチャメチャきれい〜〜〜〜〜〜〜!!!
そしてチャラい (笑)
いいですねぇ。
重い芝居が多い彼ですけど、
こういうチャラチャラしたある意味ダメな男を見られる楽しみ。
本人も楽しそうだし。
そして、予想してはいましたけれど箱選びの場面は場内爆笑です。
ポーシャの寺島さんも可愛かった。
イメージ的にご本人が色っぽいし大人っぽいのでどうかな?と思ってましたが
すごくキュートで、ポーシャの頭の良さを嫌味なく表現していてさすが。
そして侍女ネリッサ役で行動を共にしている佐藤仁美さんがこれまた可愛い。
表情が豊かでいいですね〜
すてきなペアでした。
やっぱりこの二人の出来次第でお話が決まっちゃう感じですよね。
背景と言うのか、ホリゾント部分の水平線が高くなったり低くなったり、
と言う最小限のセットチェンジ (と言っていいのかな?) で
舞台の心理的な場面転換を表現していて
私はそれがちょっと感動的でした。
荒れた海も、静かな月明かりも、みんなそのわずかな違いで
ちゃんとこちらに伝わってきたと思います。
RSCは初めてなんですけどこういうセットが多いのでしょうか?
逆に言えば、
私は今回2階のセンター近くでとってもいいお席だったなぁ、って感じなんですが
舞台の両脇が固定されたセット (建物) なので、
あれだと一階前方席でもセンター以外の人はすごく見にくかったのでは?
わざと照明を反射させるかのような床素材も
お芝居への効果を狙ったものだと思うんですけど
それも一階前方の人は見えなかったんじゃないのかなぁ。
どうでしょう。
とりあえずは、
バサーニオとポーシャのシェイクスピアっぽいセリフの掛け合いなんかが
やっぱり二人とも聞かせるなぁ〜〜〜って感じで
「喜劇見たぞ!」 って充実感で満足しましたよあたしゃ。
ちょっと見ているのが辛くなるほど可哀想なシャイロックも
カーテンコールでのお茶目な市村さんを見て少し救われたかな (笑)
シャイロックがこてんぱんにやっつけられるのを見てこちらが笑うには
最初にもっともっとすご〜〜〜〜〜くイヤなヤツとして描かれるか、
個人的にすごくキライな役者さん (誰だよw) に演じてもらうしかないですかね。
だって市村さんカッコイイんだもの〜 (←ミスキャストなのか!?)
それにしても、差別と言うのは恐ろしいですね。
人間が誰でも心の奥底に持っている恐ろしくも愚かな部分があることを
喜劇を通して私たちに皮肉っている、ってのが正しいところでしょうが。
私の中にもきっとある醜い心。
・・・と考え始めると重くなるので
とりあえずは輝くばかりに美しく、そして軽薄だった (笑)
バサーニオを反芻して (牛か!) しばらくは楽しみたいと思います。
今年は暮れまでにあと何回銀河劇場に通うことになるのかな〜〜〜〜
「ダンスシンフォニー」のポスターがまぶしかったです。